どうして日本語教育はカタカナの専門用語が多いの?

お答え

さて、ここでちょっとテストをしてみましょう。下の5つの用語で1つでも意味が分かるものがありますか?

1.ストラテジー
2.モダリティー
3.ディスコース
4.カルチャー・アシミレーター
5.サジェストペディア

実は、これらはすべて重要基本用語です。ちょっとびっくりしましたか?

実際、受講生の方々から、「日本語を教えるのに、どうしてこんなにカタカナの用語が多いのか。」、「カタカナの専門用語が多くて覚え切れない。」とおっしゃる方が結構います。
では、どうして日本語教育はカタカナの専門用語が多いのでしょうか。

それは、現在の日本語教育を支える理論の多くが、アメリカを中心とした海外の言語理論や外国語学習理論の影響を強く受けているからです。
だから、試験勉強の際には、よく似たカタカナ用語をしっかり整理しながら理解し、覚えていく必要があります。

本サイトのキーワード解説でも、多くのカタカナ用語を解説しています。参考にしてください。