最終更新日:2012-1-30
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キーワード解説ーりー

 ここでは、これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

隣接(応答)ペア−17年出題

 隣り合った一組の発話のこと。

 この隣接(応答)ペアには、下のようにいくつかのパターンがあります。

 (1)「あいさつ−あいさつ」
    (例)A:おはよう
       B:おはよう
 (2)「質問−答え」
    (例)A:これ、何?
       B:えんぴつ。
 (3)「依頼−断り」
    (例)A:恐れ入りますが、奨学金申請のための推薦書を書いていただけませんでしょうか。
       B:やだ。

 このように隣接する発話がうまくかみ合っていれば意味のある会話ということであり、そうでなければ会話として成り立っていないというわけです。

 さらに、フェアクロウ(Fairclough)によれば、この隣接(応答)ペアには以下の特徴があるといわれています。

 (1)2つの発話からなる。
 (2)それぞれの発話は隣り合っている。
 (3)第1発話と第2発話の話者は異なる。
 (4)第1発話の次に第2発話が来る。
 (5)第2発話は、第1発話の影響を強く受ける。

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