キーワード解説「そ」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

外の関係(そとのかんけい)

連体修飾のうち、修飾節と主名詞(被修飾名詞)との間に格関係が認められないもの。

外の関係には、修飾節が主名詞の内容を表す同格(内容)節(例:彼女が急に結婚したという噂)と、修飾節と主名詞が因果関係・相対的関係をなす補充節(例:毎日練習した結果「毎日練習した」は原因を表す。)があります。
例えば、下の例を見てください。

(1a)昨日彼女が作ったケーキ
(1b)昨日彼女がケーキを作った。
(2a)彼女がケーキを作った話
(2b)*彼女が話にケーキを作った。(*は非文を表す。)

(1a)の「ケーキ」を前の修飾節に入れ込もうとすると、(1b)のように格助詞「を」を伴って文をつくることができます(つまり、修飾節と主名詞の間に格関係がある。)。このような連体修飾を「内の関係」と言います。

一方、(2a)の「話」を先と同様に前の修飾節に入れ込もうとしても、例えば(2b)のように格助詞を伴って文をつくることができません(つまり、修飾節と主名詞の間に格関係がない。)。このような連体修飾を「外の関係」と言います。

外の関係のうち、特に補充節は、単純に修飾節が主名詞の内容を詳しく説明しているといった構造ではないため、注意が必要です。読解指導等で、文章中に補充節が出てきたときには、学習者が誤解していないか確認するといいと思います。


検定試験に合格したい方、情報不足に悩む海外在住の方へ

丁寧な説明と低価格で徹底的に独学を支援する 日本語教育能力検定試験対策通信講座

篠研の日本語教育能力検定試験対策

合格証書

通信講座『篠研の日本語教育能力検定試験対策』では、全出題範囲の徹底解説した講義資料(PDF)、本試験と同形式の模擬問題、日本語教育に関する最新ニュース、日本語教師として日々成長するヒントを、週3回、メールでお届けします。

デスクトップPCはもちろん、スマートフォン、タブレットにも対応しています。PC端末さえあれば、隙間時間を利用していつでも検定試験の勉強ができます。

日本語教師として成長したい方へ
無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」

日本語学校(専任、非常勤)・大学で行なってきた日本語教育・教員養成の経験をもとに、日本語教師として日々成長するためのヒントをお届けします。また、日本語教育や私の研究分野であるICT教育、eラーニング教育に関する最新の動向やノウハウも公開します。平日日刊。

さらに、今ご登録なさると2大特典が無料でダウンロードできます。
特典1 「精読指導の秘奥義」
特典2 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。