キーワード解説「す」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

ステレオタイプ

Stereotype。「特定の社会や集団の構成員の間で、ひろく受容されている、集団や制度などについての単純化された固定的・画一的な観念やイメージ」(石井敏他『異文化コミュニケーション・ハンドブック
』有斐閣選書p.98)もともとは印刷技術の用語でしたが、ジャーナリストであったW.リップマンがその著『世論〈上〉』の中で初めて社会学用語として用いました。彼はこう言います。

われわれはたいていの場合、見てから定義しないで、定義してから見る。外界の、大きくて、盛んで、騒がしい混沌状態の中から、すでにわれわれの文化がわれわれのために定義してくれているものを拾い上げる。そしてこうして拾い上げたものを、われわれの文化によってステレオタイプ化されたかたちのままで知覚しがちである。
(W.リップマン著掛川トミ子訳『世論〈上〉』岩波文庫pp.111-112)

日本語学習者は日本に対して様々なイメージを持っているものですが、中には真実とはかけ離れている場合もあり、時にそれが学習の妨げになることもあります。

また、学習者だけでなく、我々教える側も、学習者全般やあるいはある特定の地域から来た学習者に対して画一的なイメージを持ってしまうこともあり、それによって知らず知らずのうちに学習者を傷つけることもあります。

「学習者や自分自身が妙なステレオタイプを持っていないか。」

慎重に対応したい所です。


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