キーワード解説「し」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

瞬間動詞(しゅんかんどうし)★

瞬間的な動作や変化を表わす動詞。「テイル」の形が動作の結果の状態を表わす。​金田一(1976)が分類した4種の動詞の一つ。

金田一(1976)は、日本語の動詞を状態動詞、継続動詞、瞬間動詞、第四種動詞の4種に分類しました。
そのうち、継続的な動作を表す継続動詞と瞬間的動作を表す瞬間動詞は、「~ている」の形にした際に、それぞれ異なった状況を表します。
(1)継続動詞:「~ている」にすると、動作の進行を表す。
例:走る、話す、書く、読む


(2)瞬間動詞:「~ている」にすると、結果の状態を表​わ​す。
例:死ぬ、(電気が)つく、咲く、結婚する

なお、「着る」「(メガネを)かける」「はく」といった着脱を表す動詞などのように、両方の機能を担う動詞もあります。


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