キーワード解説「た」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

タ形(たけい)

日本語の動詞(場合によってはイ形容詞やナ形容詞を含む。)の​うち、「書いた」「起きた」「来た」など「~た」の形の呼び方。

タ形の基本的な用法は、過去の出来事や性質(1)(2)、現在につながる過去の出来事やその結果(3)(4)があります。
(1)先週の日曜日、家族で旅行に行った。
(2)昨日の夜、急に頭が痛くなった。
(3)私はずっとここにいたよ。
(4)あのモデル、随分やせたね。
とりわけ(4)のような用法の場合、話し手は過去の「あのモデル」の状況を知っているということが前提となっている点に注意する必要があります。「あのモデル」を初めて見た人が(4’)のような表現をすることはできません。
(4’)(「あのモデル」を初めて見たとき)
あのモデル、随分(*やせた  やせています)ね。(*は非文を表す。)


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