キーワード解説「て」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

テンス

tense。文が表す内容と発話時点との時間関係(未来・現在・過去)を表す文法形式。時制。

日本語では、「食べる-食べた」(注1)の対立に見られるように、主に動詞の活用によって表します。下の例を見てください。

(1)昼ごはんを食べる。(現在)
(2)昼ごはんを食べた。(過去)

日本語の場合、動詞が表すテンスは下の表のように過去かそうでないか(すなわち過去-非過去の対立)で表されます。

過去 現在 未来
(例)食べる 食べた 食べる 食べる

また、テンスには以上のように発話時点を基準に置く「絶対的テンス」だけではなく、主節のテンスを基準にして従属節中のテンスを表すケースもあります。下の例を見てください。

(3)アメリカに行く時に帽子を買った。(帽子購入→渡米)
(4)アメリカに行った時に帽子を買った。(渡米→帽子購入)

このようなテンスを「相対的テンス」と言います。

テンスとよく似た文法概念にアスペクトがあります。混乱しないよう整理しておくといいと思います。

(注1)「食べる」のような動詞の形を「辞書形」あるいは「ル形」といい、「食べた」のような動詞の形を「過去形」あるいは「タ形」と言います。


検定試験に合格したい方、情報不足に悩む海外在住の方へ

丁寧な説明と低価格で徹底的に独学を支援する 日本語教育能力検定試験対策通信講座

篠研の日本語教育能力検定試験対策

合格証書

通信講座『篠研の日本語教育能力検定試験対策』では、全出題範囲の徹底解説した講義資料(PDF)、本試験と同形式の模擬問題、日本語教育に関する最新ニュース、日本語教師として日々成長するヒントを、週3回、メールでお届けします。

デスクトップPCはもちろん、スマートフォン、タブレットにも対応しています。PC端末さえあれば、隙間時間を利用していつでも検定試験の勉強ができます。

日本語教師として成長したい方へ
無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」

日本語学校(専任、非常勤)・大学で行なってきた日本語教育・教員養成の経験をもとに、日本語教師として日々成長するためのヒントをお届けします。また、日本語教育や私の研究分野であるICT教育、eラーニング教育に関する最新の動向やノウハウも公開します。平日日刊。

さらに、今ご登録なさると2大特典が無料でダウンロードできます。
特典1 「精読指導の秘奥義」
特典2 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。