キーワード解説「と」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

取り立て助詞(とりたてじょし)★

文中の​いろいろな語に付いて、ほかの事柄より取り立てて述べる際に使う助詞。

例:(「も」「まで」「さえ」「だけ」「ばかり」「しか」「こそ」「など(なんか・なんて・なんぞ)」「くらい」「でも」)

取り立て助詞は、格助詞と違い、文の必須要素ではないため、なくても文が成り立つ点、また、ある種の暗示的意味を付加する点に特徴があります。例えば、「彼も犯人だ。」という場合、彼が犯人であることと同時に「彼以外にも犯人がいる。」ということを暗示しています。

実際の教育現場においては、とりたて助詞は初級において概ね指導されますが、その細かな使い分けについては、中級で指導されることが多いようです。従って、使用するテキストでどのように扱われているかを予め確認しておく必要があります。


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