ユーモア例文で発音練習(2)-長音・促音の練習(全レベル)

レベル:全レベル
活動内容:発音矯正
準備物:なし

授業内容

(例文を板書。)

(例文「夫と弟とおっとー。」を板書。)

S: 先生、「おっとー」は何ですか。

T: 「お父さん」です。

T: では練習しましょう。(絵パネルを見せながら。)

T: 「夫と弟とおっとー。」 はい、どうぞ。

S: オートオートオートオート…。(笑)

T: 意味がわかりません。もう一度。「夫と弟とおっとー。」 はい、どうぞ。

S: オットトーオトートトトトー。(笑)

その後、長音と促音の発音の違いを説明しながら一語ずつ練習。

T: では、もう一度練習してみましょう。「夫と弟とおっとー。」 はい、どうぞ。

S: 夫と弟とおっとー。

その後、ソロで言わせながら指導する。

ポイント

いわゆる特殊拍(撥音「ん」、促音「っ」、長音「ー」)は、学習者の国籍に関係なくおしなべて発音しにくい音のようです。

発音は、練習するとすぐに直るというものではなく、地道で継続的な練習が不可欠。ならばおもしろくてインパクトのある例文のほうが、学習者もやる気になるし効果的でもあります。

先の「ナ・ラ・ダ」の練習と同様、絵パネルをユーモラスに溢れた絵に仕上げるのがポイントです。