日本語能力試験N1対策指導スキルは日本語教師の必須科目。

昨日12月5日、日本語能力試験が実施
されました。

我が別府大学も会場でした。

皆様の担当の学習者の方の中にも、
試験を受けたという方がいらっ
しゃるのではないでしょうか。

さて、この日本語能力試験は、
一番下はN5レベルから、
一番上はN1れべるまで、

5つのレベルからなっています。

もちろん、受験者たる外国人の方は、
各々のレベルにあった試験を受ける
わけで、

私たち教師も、それに対応すべく
すべてのレベルの指導法を身につけて
おく必要があるわけですが、

とりわけ最高レベルであるN1の
指導法は日本語教師として必須
であると、私は考えています。

なぜなら、多くの学習者にとって
N1合格を取っていると、

進学や就職の際に、とても有利に
働くからです。

特に、日本国内でキャリアアップを
したいとか、

海外在住であっても、日系企業で
働きたいという外国人にとっては、
とても魅力的なオプションです。

それから、もう1つ理由があります。

それは、N1合格を取っていると、
在留資格でさまざまな優遇措置が
受けられるからです。

例えば、在留資格に「高度人材」
というのがあります。

これは、外国人高度人材の受け入れを
促進するために設けられた在留資格で
す。

この資格の審査は、ポイント制といっ
て、

年収や学歴などに応じてポイントが
課せられ、

70ポイント以上で許可が下りることに
なっています。

詳しくは、下記ページを。

高度人材ポイント制による出入国
在留管理上の優遇制度
https://bit.ly/3rDu890

その際、日本語能力も重視されており、
日本語能力試験N1合格で15ポイントも
得ることができます。

70ポイント中15ポイントは大きいです。

さらに、在留資格の中に特定活動
というものがあります。

この中には、さらにさまざまな種類が
あるのですが、

その中に「特定活動46号」というのが
あります。

通称「N1特活」。

これは、日本の4年制大学を卒業し、
かつ高い日本語能力を有している
外国人(概ね留学生)に対し、

留学生が就職する際に通常取得する
在留資格「技術・人文知識・国際業務」
では認められていない職種

例えば、清掃業、飲食店の現場スタッフ、
ホテルのベルスタッフやドアマン、
タクシー運転手

等に就ける在留資格なのです。

その際、「高い日本語力」の1つ
として、日本語能力試験N1合格が
あげられているというわけなんですね。

これは、大きいです。

このように、学習者にとって日本語
能力試験N1合格は、さまざま可能性を
広げてくれるオプションなんですね。

だからこそ、いつN1対策の指導を
求められてもいいように、

指導スキルを身につけておくことを
強くお勧めするのです。

必須科目とは、つまりこういうこと
です。

今週末、下記セミナーを開催します。

「なるほど、確かにN1対策の指導
スキルは必須科目だな。」

そう感じられた方は、ぜひご参加くだ
さい。

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篠研の日本語の教え方セミナー
「日本語能力試験N1対策指導法
-科目別指導のポイント-」(12月12日開催)
https://www.kanjifumi.jp/n1_seminar/


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