検定試験試験II問題4日本人が教師なら●●に注意。

日本語教育能力検定試験
試験II問題4。

これは、日本語を母語とする者と
日本語を母語としない者の会話を
聞いて、

問いに答えるという問題です。

基本的な解き方は、

指示音声と会話音声の間にある長めの
無音時間の間に、問いとその選択肢を
ザーッと読んで、

聞くべきポイントを頭に入れた上で、

会話音声を聞きながら、問いに答えて
いくというものです。

いわば、受験生版「スキャニング」
なんですね。

「教壇に立つ前に、あなた自身が
スキャニングを経験しておきなさ
いよ。」

という、先輩教師たる出題者からの
温かいメッセージ(^_^)

また、この問題は、各問題に問いが
2つ用意されています。

だいたいは、日本語を母語としない者
の話し方について1問と、

日本語を母語とする者の話し方に
ついて1問。

もちろん、例外の場合もあります。

で、この問題、大きく2つのタイプが
あります。

1つは、外国人と日本人が近しい関係の
場合。

典型的なのが、友達同士。

もう1つは、学習者と教師の関係の
場合です。

今回触れるのは、後者。

こういうケースで日本人について問わ
れる場合、

往々にしてティーチャートークが
問われることが多いです。

例えば、

▼助詞を言わない。
▼助詞を上昇調で言う。
▼簡略化された話し方

などです。

また、教師独特の話し方や教室活動
的なものとして、

▼様々な用法の「はい」
▼IRE/F的なもの-教室談話
▼文型練習の指示

等もあります。

もちろん、問いをしっかり読んで解く
ことが前提なのですが、

大雑把な出題傾向を掴んでおくだけでも
精神的にかなりゆとりをもって問題に
取り組むことができます。

頑張ってくださいね。


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