いかにアウトプットの場に身を置くか。

通信講座の講義資料の改訂作業を
していてよくわかることは、

日本語教育の指導方針がアウトプット
重視になってきているということです。

例えば、行動中心アプローチ。

これは、

「学習した言語力でどんな行動が
取れるか」

ということに重点を置いた教授アプローチ。

つまり、インプットした言語力を
どう具体的行動でアウトプットするか、
ということなんですね。

ちなみに、アプローチとは教授理論のこと。

似たものに、メソッドとテクニックが
ありますが、

メソッドとは教授法、テクニックとは
指導技術のことです。

また、最近では「再話」という指導方法
も提唱されています。

これは、読解活動の一種で、読んだ文章の
内容を口頭で再現するというもので、

これにより、要約力や語彙・表現の定着を
目指すわけですが、

これなどまさにアウトプットそのもの。

やはり、インプットだけではダメで、
アウトプットとセットでやらないと
知識は定着しないのです。

実は、これには先があって、アウトプット
も一人でやるより何人かといっしょに
やったほうが、より効果があります。

なぜなら、一人だとどうしてもだらけて
しまったり、自分の誤用に気づかないままに
なってしまったりしてしまいますが、

仲間と一緒となれば、気持ちも張りますし、
仲間からいろいろなフィードバックを得て
知識の修正をすることもできます。

何より楽しい(^_^)
だから続くんですね。

このことは、検定試験の勉強にも完全に
当てはまります。

一人で黙々と参考書を読むだけというのは、
もちろん必要なステップではありますが、

それだけだとどうしても知識がボロボロ
落ちてしまって、あまり効率的ではあり
ません。

インプットだけではなく、いかにアウト
プットするかが重要なのです。

そこで、知識が定着したか確認するために
小まめにチェックテストをやってみる。

冒頭でご紹介した「篠研サロン-検定対策部」
の5月以降の予定は、まさにここに焦点を
当てたものです。

これをしっかりやるかやらないかで、
知識の定着度は全く変わってきます。

また読んだところを自分なりに声に出して
説明する「エア授業」をする。

そうやってアウトプットしてみると、
知識の整理になるだけでなく、

声に出して言語化することによって、
その言葉が確かな知識として脳内に
固定化されるんですね。

これが、本試験中に芋づる式に蘇って
来るのです。

さらにアウトプットを一人ではなく、
仲間と一緒にやると最強です。

実は、篠研の通信講座では週に1回
金曜日に

「アウトプット会」

というのを実施しています。

これは、元篠研の通信講座会員様で、
昨年検定試験に合格なさった方が、
ファシリテーターとなり、

篠研の通信講座の講義資料を一緒に読んで
理解したことやわからないことをアウト
プットしていくというもの。

こういうことを、定期的にするというのが
検定試験合格には必要なことなんですね。

もちろんこれは、会員様限定のサービス
ですが、

会員様であれば、どなたでも無料で参加
することができます。

こうして、いかにアウトプットするか、

もっと言うと、いかにアウトプットな
環境に身を置くかが、合否を大きく左右
します。

今年こそ検定試験に合格したい方は、ぜひ
ご入会くださいね。
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