熟達した書き手に育てるマインドマップ活用法。

作文指導において、熟達した書き手と
未熟な書き手の違いというのは、とても
気になるところだろうと思います。

実際、両者の違いについては、これまで
多くの研究がなされてきました。

熟達した書き手と未熟な書き手の大きな
違いは、

前者は構想段階で十分な時間をかけ、
執筆後も何度も書き直すのに対し、

後者は構想にあまり時間をかけず、いわば
場当たり的にいきなり執筆に入り、

しかも書きっぱなしに終わる点にあると
言えます。

(詳しくは、篠研の通信講座講義資料
 「No.043 レベル別作文指導法」。)

従って、実際の指導ではプロセス・アプ
ローチを通じて熟達した書き手の執筆
プロセスを追体験させること、

学習者の関心のあるトピックに絞って
構想や推敲に十分な時間をかけて何度も
書き直させることによって

思考の深化を促すような指導をすることが
効果的といえます。

で、私の経験から言うと、未熟な書き手
が一番初めにつまづくのは、まさに
構想段階。

全体像が描けないんですね。

そこで、作文指導の際にぜひ取り入れて
いただきたいのが、マインドマップです。

マインドマップとは、

「トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法
 である。頭の中で考えていることを脳内に近
 い形に描き出すことで、記憶の整理や発想を
 しやすくするもの。」
               ‐wikipedia

ちょっとわかりにくい説明ですが、

要は、頭の中の思考を視覚的に整理する
ツールと思っていただければいいと
思います。

私も普段よく使っていますが、情報を整理
するのにとても便利です。

インターネット上にいろいろなマインド
マップ作成ツールがあるのですが、

私がよく使っているのは、マインドマイスター
です。

百聞は一見に如かずなので、まずはマインド
マイスターの使い方を説明した下記動画を
ご覧ください。

第1回 【プレゼン資料の作り方】マイント゛
マッフ゜活用法【ゼロから学ぶITスキル】

いかがでしょうか。

例えば、2000字ぐらいのレポートを作成
するのであれば、

マインドマップ上に大きく4つぐらいの
章立てを作り、

各章立ての下にさらに小さな項目を3つ
から4つぐらい思いつくままに書き、

さらに、その各項目の下に具体的に何を
書くか、これもまた思いつくままにリスト
アップする。

そうやって、自分の思考をどんどん可視化
していくと、

「あっ、この項目は別の項目に移動した方
 がいいなぁ。」

とか、

「この項目、ちょっと内容が少ないから
 となりの項目と合わせた方がいいなぁ。」

とか、文章の構成がどんどん整理されて
いくんですね。

そういう作業をしているうちに、書く内容
がはっきりしてきて、

スムーズに文章作成に移れるのです。

マインドマップ作成時点でピア活動を
入れて、お互いに説明し合ったり、検討し
合ったりするのもいいですね。

熟達した書き手と未熟な書き手、さらに
マインドマップも検定試験に出題された
内容です。

しっかり勉強してくださいね。


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