逆行同化&検定試験の勉強をどこから始めればいいのか。

音声学の勉強をしていて、特に
訳が分からないのが、

日本語にない母音や子音の音や
見慣れない音声記号の音。

こればかりは、いくら参考書を読んで
音声学的名称(例:無声両唇破裂音)を
見ても、

初心者の方にはなかなか音がイメージ
できないのではないでしょうか。

(でも、検定試験に合格するためには、
音声学的名称を見ただけで実際の音を
再現できないとダメなんですよ。)

そこで、今回はすべての母音、子音が
聞けるサイトを紹介します。

IPA 国際音声字母(記号)
東京外国語大学
http://www.coelang.tufs.ac.jp/ipa/

例えば、上段の「母音」をクリック
すると、お馴染みの逆三角形の図が
表示され、

音声記号を押すと、右側に音声記号が
大きく表示されます。

そして、その下のスピーカーのアイ
コンを押すと、音が出てきます。

下に説明がありますので、その説明
に沿って実際に発音してみると、

その音の出し方が体感的に理解できる
でしょう。

同じように、ページ上段の「子音
(肺気流)」のボタンを押すと、

これもまた音声学の参考書でお馴染み
の国際音声記号の表が表示されます。

こちらの表は、横の列が調音点を、
縦の列が調音法を、

そして、各セルの左側が無声音を、
右側が有声音を表しています。

さらに、どれか発音記号を押すと、
右側に大きく発音記号、

そして、口腔断面図で調音点を
(赤い印が調音点の場所です。)

その下のスピーカーのアイコンを
推すと、音が出てきます。

それらの下側に解説がありますので、
それに沿って発音すると、

母音と同様、音の出し方が体感的に
理解できると思います。

音声学は、とにかく声に出して
発音してみること。

これが一番の習得法です。

試験まで、あと201日。

しっかり頑張ってくださいね。

(基礎固めセミナーでも試験II対策
をします。

今週末実施ですので、音声学が苦手
な方は、今すぐお申込くださいね。)
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検定試験の勉強をどこからどのように
進めたらいいのかわからないというのは、
本当に多くの方が感じていらっしゃいます。

あの膨大な出題範囲を見れば、誰しも

「なんとか効率的に学習する方法はない
ものか。」

と思うのは当然でしょう。

ですが、最初からそれを意識しすぎると
まさに

「策を弄して、策に溺れる。」

かえって失敗します。

それは、例えば0初級の学習者が、

「先生、今度の能力試験でN1に合格
したいので、試験に出そうなところを
教えてください。」

と言っているようなもの。

そんな学習者がいたら、

「何を都合のいいことを!」

と誰しも思うでしょう。

ですが、それが我がこととなると
見えなくなってしまうようです。

実際、いくら効率的な学習を極めよう
とも、

どうしたって1回はあの膨大な試験
範囲を一通り勉強する必要があります。

だから、どうしても時間がかかるの
です。

言い換えれば、検定試験というのは

「教壇に立つ以上、検定試験合格のために
膨大な時間と労力を投下する覚悟が、
あなたにありますか。」

ということを試している試験なんですね。

であれば、まずは、

「検定試験の勉強をどこからどのように
進めればいいのか。」

というネガティブな問題提起を、

「検定試験の勉強はどこからどのように
進めても、すべて試験対策につながる。」

というポジティブな信念に置き換えて
みてはいかがでしょうか。

そうすれば、

「検定試験の勉強をどこからどのように
進めればいいのか。」

といったことに迷うことなく、試験勉強に
まい進できるはずです。(経験者談。)

あと残る問題は、

「学習時間をいかに確保するか。」

ということ。

その基本は、当たり前ですが

「とにかく今始める。」

ということです。

今始めた者と、来月始めた者と、
同じペースで勉強すれば、どちらが
早く合格圏内に近づくかは自明の理。

思い立ったが吉日
善は急げ
四の五の言わずに即行動

です。

その重い腰を上げた人から順番に
合格のチャンスは与えられる。

これもまたまぎれもない真理だと
私は思います。


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