意思決定ほど脆いものはない。
検定試験に合格する人と、なかなか
合格できない人の一番の違いは、
何と言っても
【継続するか否か】
です。
これは、今まで幾度となくお伝え
してきたこと。
では、継続できる人とできない人の
違いは何か。
これは、大きく以下の2つです。
1.家族や友人知人に「受験する」と宣言
しているか。
2.一度決めたら後戻りできないよう、
退路を断っているか。
1については、想像することができる
でしょう。
1はとても大事で、周囲に宣言すると、
それだけで覚悟が固まりますし、
周囲も何気に協力してくれるように
なります。
なにより、途中で辞めたら面子丸潰れ
ですから、本気になります。
そして、大事なのが実は2。
合格できない人は、これができない。
常に【逃げ道】を作ってしまうんですね。
例えば、篠研の通信講座でもなんでも
いいですが、
月額コースと年額コースがあるとして、
月額コースを選ぶと、毎月毎月、来月も
続けるか否かの意思決定をしなければ
なりません。
その時に、もし魔が差して
「もうやめよっか。」
となって辞める意思決定をしてしまえば、
すべてがそこで終わりです。
実は、月額コースにはそのリスクがある
のです。
年額コースの場合は、そのリスクは月額
コースに比べてかなり低いです。
「せっかく1年分のお金を払っている
のに、途中で辞めるのはもったいない。」
と思うからです。
そうやって、常に勉強を意識して、そして、
実際に勉強を続けるのです。
そう考えれば、意思決定というのは非常に
脆い。
それよりも、退路を断ち、学びを習慣化
することが非常に有効なんですね。
もちろん、月額コースであれ、年額コース
であれ、勉強していること自体、すでに
とても素晴らしいことです。
ほとんどの人は、それすらしないので。
ただ、ちょっとでも合格する確率を上げたい、
そのためにちょっとでも継続する
(より正確に言えば、継続せざるを得ない)
確率を上げるためには、もう1歩自分を
追い込む工夫が必要なのです。
ちょっとしたことですが、こういうことが
結果を大きく左右します。