「発音を矯正しようと試行錯誤しているが、 なかなか上手くいかない」 「音声指導についてわかりやすく解説されたものがほとんどない」

篠研の日本語の教え方セミナー 音声指導の基本と具体的指導法 -その場でできる!発音がよくなる!

「学習者に発音がどこかおかしい。 でも、どこがおかしいのか、 どう指導すればよいのかわからない。

何度反復練習をさせても、まったく改善せず、 学習者のやる気もどんどん失せていく。」

このような人は、いませんか。

セミナー動画ダイジェスト

本セミナー動画のダイジェストです。

音声指導が上手くいかないのには、 理由がある。

私もかつて、日本語教師として駆け出しのころ、 ベトナム人学習者への発音指導で苦労したことがあります。

担当のベトナム人学習者に、 「『旦那とラクダがだらだら並んだ。』言ってみて。」 と指導したところ、全員ものの見事に、 「ランラト ラクナナ ナラララ ナランダ。」 と発音し、愕然としたことがありました。

何度も反復練習させても、結局、満足のいく発音矯正はできず…… 今思えば、学習者に少し悪いことをしたなあと感じています。

しかし、このような思いをしたことがあるのは 私だけではないはずです。

なぜなら、私たち日本語教師は音声指導の方法を体系的に 学ぶ機会がなかったからです。

例えば、日本語教育能力検定試験では音声学については出題されますが、 音声指導についてはほとんど出題されません。

私たちが音声指導で苦労するのは当然なのです。

音声指導の基本と具体的指導法はこうして生まれた。

では、どうすればいいのか。 まずは、音声指導に関する基本的な手順について理解する必要があります。 その上で、母音や、子音、イントネーション、アクセント、プロミネンス、リズムといったそれぞれの具体的な指導法について学んでいきましょう。 教える側に音声指導の十分な知識がなければ、学習者の発音は良くならないためです。 また、学習者が発音練習に対して苦手意識を持ったり、やる気を損ねたりしないように、肯定的フィードバックといった日本語教師としてのスタンスを知ることも必要になります。

音声指導のノウハウをあなたへ

音声指導は、毎回の授業で根気強く続けていくためにも、 誤用原因の的確な特定と、それに合わせた適切な指導スキル、 さらに、学習者のモチベーションを維持することが大切です。

このような音声指導のノウハウをまとめたのが、

篠研の日本語の教え方セミナー 音声指導の基本と具体的指導法 -その場でできる!発音がよくなる!-

です。

参加者の声 「特にベトナム語母語話者の音声指導が非常に興味深かったです。」 -R.M様(東京都在住)

今回のセミナーは、色々な意味で私にとってチャレンジでした。

まず、Zoomです。個人的に知り合いと話すために利用したことはありましたが、
今回のようにグループで本格的に利用したのは初めてでした。
でも将来日本語教師になるなら必ず必要になると分かっていたので
ゼロから新しく学ぶ姿勢で参加いたしました。
最初から操作で分からないことがあり、少し焦りましたが、先生に優しく助けていただきました。
ありがとうございました。
そして今回のテーマの音声指導。
音声の誤用は、学習者の母語や個人の得意・不得意などによって多岐に渡るので、
まだ現場をほとんど経験していない私にはどのように指導すれば良いのか、不安要素の一つでした。
検定試験では、学習者の誤用についての問いはありますが(聴解問題も含めて)、
「どのように直すか」についての問いは非常に少ないですね。
セミナーでは、先生の長年に渡って培われたスキルの中から、有益な情報を沢山教えていただきました。
特にベトナム語母語話者の音声指導が非常に興味深かったです。
私の周りにはベトナム語母語話者はいないのですが、今日学んだことをよく復習し、
近い将来に出会う学習者が同じ誤用をしたとき、適切で優しいアドバイスが出来ればと思います。
自分の知識に自信がないと、指導されるほうも不安になってしまいますよね。
これからも弛まず精進していきたいと思います!
どうもありがとうございました。

ただし、以下の方はご遠慮ください。

ただし、以下の方は本セミナー動画の趣旨に合いませんので、ご購入はご遠慮ください。

  • すでに音声指導について十分に理解しており、実践ができている方。
  • 試験対策や読解授業等で音声指導に時間も労力も割けない方。
  • 学習者の発音の誤用が気にならない方。

本セミナー動画では、

  • 学習者の発音を矯正したいが、どうしたらいいのかわからない。
  • 効果的な音声指導のノウハウを身につけたい。

という方のご購入を歓迎いたします。

 

「音声指導の基本と具体的指導法のノウハウを身につけたい。」

という方は、ぜひ下記よりお申し込みください。

「音声指導の基本と具体的指導法 -その場でできる!発音がよくなる!-」動画の概要

本動画は、令和3年12月4日に行われたセミナー「音声指導の基本と具体的指導法-その場でできる!発音がよくなる!-」を収録したものです。音声指導の基本と指導法を丁寧に解説しておりますので、基本的な考え方から具体的な指導方法まで身につけることができます。
全収録時間約153分(2時間33分)、ご提供は「ダウンロード・ストリーミング」版となります。データがお手持ちのPCに入らない場合は、外付けハードディスクをご用意いただくのをお勧めいたします。

「音声指導の基本と具体的指導法 -その場でできる!発音がよくなる!-」動画

■ご提供するもの■
・動画コンテンツ(4.2GB)
・講義資料(PDF)(2.7MB)
■価 格■

ダウンロード・ストリーミング版
会 員 8,800円(税込)
一 般 11,000円(税込)

※セミナー動画のご感想をお寄せいただいた方全員に1,000円のクーポン券を進呈いたします。ご購入から3週間後にご案内メールを差し上げますので、その案内に沿ってご感想をお寄せください。
※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(ライト会員、スタンダード会員、プレミアム会員)および修了生、サロン会員(「篠研サロン-ビジネス実践部」「同-教育実践部」)、大躍進会員ならびに「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」にご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください。
メールによる無料相談を承っております。下記よりお申込ください。
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講義内容

以下の内容を徹底的に伝授します。

音声指導の現状

◆音声に対する学習者の苦手意識
◆学習者が発音に苦手意識を持ってしまう理由
◆教育現場で最も一般的に行われている音声指導
◆リピート練習やミニマルペア練習では、なぜ不十分なのか

音声指導の基本的手順と教師の役割

◆音声指導の基本的手順
◆指導手順の特徴
◆教師の役割の基本的なスタンス
◆モデル音提示の意味
◆フィードバックの内容
◆発音を向上させる「独自の基準」
◆「独自の基準」を促すためには
◆フィードバックの際の留意点
◆学習者自身でできる発音練習(その1)
◆学習者自身でできる発音練習(その2)

音声指導の留意点

◆学習者と持つべき共通認識
◆どこまで厳密に指導するか
◆無理に一気に直そうとしない
◆いくつかの方法を試す
◆〇〇〇を傷つけない
◆学習意欲が落ちない配慮を
◆改善されてもまた元に戻る?

母音の指導法

◆日本語の母音の3つの特徴
◆日本語の母音を口腔断面図で見ると
◆「ウ」(非円唇母音[ɰ])が円唇母音([u])になってしまう学習者への指導法
◆「イ」と「エ」の区別があいまいな学習者への指導法
◆半母音「ヤ」「ユ」「ヨ」がうまく発音できない学習者への指導法
◆母音の無声化ができない学習者への指導法
◆拍感覚がつかめない学習者への指導法

子音の指導法

◆日本語の子音の3つの特徴
◆日本語の子音を口腔断面図で見ると
◆より説得力のある指導を行うために
◆さまざまな子音が聴けるサイト
◆ナ行、ダ行、ラ行がうまく言い分けられない学習者への指導法
◆「シ」([ɕi])が「スィ」([si])になってしまう学習者への指導法
◆「シ」が「チ」になってしまう学習者への指導法
◆「ザ・ズ・ゼ・ゾ」が「ジャ・ジュ・ジェ・ジョ」になってしまう学習者への指導法
◆「ツ」が「チュ」になってしまう学習者への指導法

イントネーションの指導法

◆母音・子音の指導が先か、イントネーションの指導が先か
◆日本語のイントネーションの特徴
◆イントネーションのヤマの規則
◆イントネーションの指導法

アクセントの指導法

◆アクセント指導の現状
◆アクセントの指導法
◆アクセント学習のための便利なサイトとその活用法

プロミネンスの指導法

◆プロミネンス指導の留意点

リズムの指導法

◆日本語のリズムの特徴
◆フットとは
◆日本語のリズム・フットの特徴
◆効果的なリズムの指導法

テキストを使った音声指導

◆プロディグラフを使った指導法
◆シャドーイングによる指導法
◆リズムたまごによる指導法

講師

篠崎大司(SHINOZAKI DAISHI)
株式会社篠研代表取締役 別府大学文学部国際言語・文化学科教授 専門は日本語教育学。東北大学教育学部、広島大学大学院 日本語教育学研究科(教育学修士)。
日本語学校専任講師を経て、2000年より現職。1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。 趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り。専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。
主な著書に『日本語教育能力検定試験合格するための用語集』(アルク)、『日本総論I-日常生活と日本の輪郭』(クリエイツ)。その他、『日本語教育ジャーナル』、『日本語教育能力検定試験合格するための本』(共にアルク)など、連載多数。

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