第16回 「~だらけ」と「~ばかり」は、どう違う?

中級以降の文型指導では、類似表現の違いが重要な指導項目に入ってきます。今回扱う「~だらけ」と「~ばかり」もその一つ。どちらも「~が多い」という意味で似たような文型ですが、例えば「泥だらけの服」とは言っても「泥ばかりの服」とは言いませんし、「マンガばかり読んでいる」とは言っても「マンガだらけ読んでいる」とは言いません。果たして両者の違いは何なのでしょうか。まさに「謎だらけ」(笑)