第36回 「~気味」、「~がち」、「~っぽい」は、どう違う?

「~気味」、「~がち」、「~っぽい」は中級で出てくる文型です。どれも「~という傾向がある」という意味ですが、どう違うのでしょうか。「風邪気味」とは言いますが「風邪がち」とは言いません。また、「子どもっぽい」とは言いますが「子ども気味」や「子どもがち」とは言いません。日本語母語話者にとっては、直感的に「これは正しい/正しくない」は言えますが、「その理由は?」と聞かれると、むむむ(笑)。さて、あなたならこれらの違いをどう説明しますか。