検定試験対策。難問より基本・標準問題を固めて得点アップを!

検定試験まで、あと46日。

知識の仕上げ具合は順調ですか。

 

この時期、過去問や模擬問題を本試験さながらに
解いている方も多いと思います。

 

で、実際解いてみると、合格圏内と言われる
75%の壁がなかなか越えられない。

(もちろん、ここで諦めたらダメですよ。
最後の最後の最後まで粘ることが大事。)

ただ、ここでよく耳にするのが、

「●●年のこの問題、マニアックすぎ!!」
「この文法問題、難しすぎて解けない!!」

という声。

 

だから合格圏内に入れないという理屈ですが、
ここで今一度冷静に確認していただきたいのは、

「できなかった問題は、本当に難問だけですか。
基本・標準問題で取りこぼしはありませんか。」

ということ。

 

検定試験に限らず、そもそも試験というものは概ね、

1.基本問題
2.標準問題
3.難問

で構成されています。

 

こういう構成にしないと、天井効果や床効果が
出てしまい、

受験者の学力を正しく測定することができなく
なるからです。

 

ここで、多くの方は、自分ができなかった難問に
意識が向きがちであるわけですが、
(心理学的に言えば、自己正当化の一種ですね。)

 

難問の失点だけで合格圏内から脱落するという
ことはまずありません。

 

難問に加え、基本・標準問題での失点も重なって
75%の壁を越えられないケースがほとんどなのです。

 

ではどうするか、という話ですが、

難問の克服に挑むのは、特に今の時期は得策では
ありません。

 

なぜなら、難問だけに、

1.理解するのに時間や労力がかかる。
2.今後出題される可能性が低い。
3.全体の正答率が低いと考えられ、差がつきにくい。

からです。

 

要は、非効率的なんですね。

 

一方、今の時期に得点アップを狙うのであれば、
基本・標準問題をしっかり固めて取りこぼしを
なくすほうが、難問克服よりはるかに得策です。

 

なぜなら、基本・標準問題だけに、

1.理解するのに時間や労力がかからない。
2.今後も出題される可能性が高い。
3.全体の正答率にばらつきがあると考えられ、
他の受験者と差をつけやすい。

からです。

 

ですので、すでに模擬問題を複数回やった
という方は、今一度、失点した問題が

1.基本問題
2.標準問題
3.難問

のどれに当てはまるか、分析してみてください。

 

そうすることで、いまの自分に弱いのが、
基本問題なのか標準問題なのかが分かります。

 

また、

「言語一般が弱い」
「試験IIが極端に弱い。」

のように分野別の弱点も見えてきます。

 

そうやって分析出来たら、あとは
弱点分野の基本・標準問題で、
失点した問題を丁寧に復習して潰し、

かつ、参考書の該当分野を再度読み直して
知識のメンテナンスをする。

 

地味なようですが、これが最も効果的です。

 

もちろん、

「時間がないから、早く弱点を克服したい。」
「試験問題の勘所が、イマイチつかめない。」

という方は、

検定対策セミナーに参加したり、
セミナー動画をご利用いただくというのも

時間短縮、最小労力、最大効果を狙う上で
有効です。

 

検定試験に合格するためには、これからの
1か月の勉強が本当に重要です。

 

後になって、

「あぁ、やっぱりああしておけばよかった。」

と後悔することだけは絶対避けたいですよね。

 

最後の最後の最後まで、できる限りのことを
やりきりましょう。

 

頑張ってくださいね(^_^)


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