検定試験過去10年分をつぶさに調査して分かったこと。

以前、何人もの方から、

「これまで(篠研以外の)検定試験の通信講座を受講したり、
何冊も参考書を買って勉強したが、

いざ過去問を解いてみると、全く歯が立たない。

篠崎さん、本試験に通用するような対策教材を作って
くれませんか。」

という依頼を頂戴しました。

 

そこで、私は、自身の通信講座

通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

をさらにバージョンアップし、そうしたご要望に
応えるべく、

平成19年から28年まで、過去10年分の検定試験の
試験I、IIIの出題項目すべてを講義資料に盛り込む
プロジェクトを2年がかりで行いました。

 

このプロジェクトは現在も進行中で、まだ100%では
ありませんが、現段階で約90%カバーしています。

 

その結果、本講座の講義資料のクオリティは
飛躍的に上がり、

利用者の方からも、

「これほど詳しく、わかりやすく解説している参考書は
他にない。」

「これで十分。もう他の参考書にあたる必要がなくなった。」

とお褒めの言葉を頂くようになりました。

 

手前味噌で恐縮ですが、

試験勉強で行き詰まるたびに、本屋や図書館に行って
本探し、答え探しに労力を使うぐらいなら、
(トータルだと結構な労力のロスになるはず。)

ドン!と本講座に入会して、これ1本(できれば篠研
セミナーもつけて(笑))で頑張ったほうが、よほど
効率的です。

 

何といっても、過去10年分の知的体系がインストール
されるわけですから。

 

そして、私がこの過去10年分の内容を講義資料に盛り込む
プロジェクトを通じて実感したのは、

【結局のところ、毎年ほぼ同じことが出題されている。】

ということ。

 

もちろん、時事問題についてはその年その年の動きが
反映されますから、その部分は確かに違う。

 

しかしながら、それ以外の学問的な部分については

「よくもまあ、毎年同じようなことを聞くもんだ。」

と思うほど、本質的な部分では、毎年似たり寄ったりの
ことが繰り返し出題されているのです。

 

ただ、表面的な切り口が違うだけ。

 

ですが、これは考えてみれば当然のことで、

年によって出題される内容がまるっきり違っていれば、
年を越えた合格不合格の一貫性が保たれないわけで、

教師の質の保障が担保されないばかりか、
教師間の知識の偏りも出てきて、仕事に支障を
きたしてしまうことでしょう。

 

このように言うと、

「なるほど。だったらとりあえず過去問を3年分
ぐらい解いて出題傾向を掴めばいいわけですね。」

と条件反射のようにおっしゃる方がいるのですが、

それは、半分正解で半分不正解。

 

過去問を解くことは、検定試験に合格する上で
必要条件ではありますが、十分条件ではありません。

 

なぜなら、ただ解くだけではその問題の本質的な
部分に到達することが難しいからです。

 

大事なことは、過去問を解いた後に、

【どれだけ各問題の本質的な部分まで理解の
深堀りができるか。】

ということなのです。

 

「本質的な部分」とは、たとえて言えば
扇の要の部分。

 

この部分をしっかり押さえられれば、末節が
どれだけ広がろうが、惑わされることはあり
ません。

 

ただ、これを、まだ知識の浅い受験生が独力で
しようとするのはかなり無謀であり無鉄砲。

 

検定試験は、それほど甘くはありません。

 

事実、目先のコストや労力を惜しんで、完全
独力で試験に臨み、

1年、2年、場合によっては数年、結果を出
せずに棒に振っている方が本当に多いのです。

 

であれば、さっさと熟達者の教えを受け、
さっさと合格レベルの実力をつけた方が

トータルで考えると最も経済的で、効率的
ではないでしょうか。

 

私が、過去問にこだわった検定試験対策セミナーを
行うのは、そういう理由からなのです。

 

「各分野の本質を今のうちに知っておきたい。」

という「分かる方」は、下記サービスをご検討ください。

 

◆圧巻!篠研の日本語教育能力検定試験対策
「試験II・言語と社会・言語と心理・社会
文化地域」セミナー
https://www.kanjifumi.jp/sikeniihoka/

東京:8月24日(土)・25日(日)

 

◆篠研の「圧巻!平成30年度日本語教育能力検定試験
徹底解説セミナー」動画

https://www.kanjifumi.jp/h30tetteikaisetsu_doga/


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