稼げる日本語教師になる!(2)-自分の「幸せ」を定義せよ!

世の中には、幸せを実感しながら生きている人と
そうでない人がいます。

日々快活に生きている方は前者でしょうし、
日々、不平不満、愚痴が口癖の方は明らかに
後者でしょう。

当然私たちは、同じサービスを受けるのであれば、
前者のような方から受けようと思いますし、

後者のような方のサービスは、おそらくたいして
満足することはないだろうと思うのではないで
しょうか。

では、幸せを実感しながら生きている人とそうでない
人の違いは何か。

それは、自分の中で「幸せ」の定義がしっかり言語化
できている人かそうでない人かの違いです。

自分の中で「幸せ」の定義がしっかり言語化できて
いる人は、

日々の生活の中でその定義に叶ったシーンに遭遇した
時に、それを「幸せ」と感じることができます。

また、自分にとっての「幸せ」が言葉として明確に
なっていれば、その実現を強く志向するので、

そのための努力や犠牲や対価も当然のものとして
惜しみません。

結果、どんどん幸せを実感した人生を送ることが
できるのです。

一方、自分の中で「幸せ」の定義がしっかり言語化
できていない人は、

自分にとって何が幸せかが分からないため、そもそも
努力や犠牲や対価を払おうという発想そのものがなく、

従って、幸せを実感することもなければ、それに向かっ
て成長することもなく、

不意に我が身に降りかかる不都合や面倒や煩わしさ
ばかりが目に付くので、

不平不満、愚痴が口をついて出てくることになる
のです。

結果、ますます不幸を感じながらの人生になっていく
のです。

このように言うと

「篠崎!そんなのいいから、さっさと稼げる方法を
教えろよ!」

そう思われるかもしれません。

まさにその考え方がおかしいのです。

それは、お金を払う側に立って考えればおのずと
分かります。

皆さんは、どういう人のサービスを利用しよう
と思いますか。

ただただ不幸そうに、ただただお金だけを追い求める
人のサービスを利用しようと思うでしょうか。

それとも、日本語教育を通じて幸せを手に入れた人、

あるいは、そこまでいかなくても幸せに向かって
快活に活動している人のサービスを利用しようと
思うのではないでしょうか。

なぜなら、

「自分も日本語教育を通じてそうなりたい。」

と思うからです。

なぜなら、その人に未来の自分を重ね合わせる
からです。

つまり、日本語教師として成功するために大事なのは
手っ取り早く稼ぐ方法、つまり「やり方」ではなく

日本語教育を通じてどういう人生を送るかという
「あり方」なのです。

その理想とする「あり方」に人は共感し、

「この人のサービスを利用しよう。」

となり、そこで初めてビジネスが発生するのです。

さらに、この

「自分にとって幸せとは何か。」

という問いに対する答えは、これからのすべての活動の
原動力であり、またこれから進むべき方向を示す羅針盤
でもあります。

人は、世界で一番かわいい自分を幸せにするためなら
労を惜しもうとは思いませんし、

ゴールが決まっていれば、途中で迷うことがあっても

目指すべく幸せに向かっているかどうかと自問自答
すれば、大筋で選択を間違うこともないでしょう。

ここをしっかり押さえていなければ、後々の活動が
すべてボタンの掛け違いとなって狂ってきます。

だから、自分にとっての「幸せ」の定義を言語化する
ということは、とても大事なのです。

なにも気取ったり、かっこをつけたり、優等生的な答
を出す必要はありません。

自分の気持ちや価値観に正直になることが大切です。

金銭的な成功に幸せを感じるならそれでもいいし、
人間関係的な豊かさに幸せを感じるならそれでも
いいのです。

とにかく、まずは自分にとって「幸せ」とは何か
いちばんしっくりくる定義を考えてみましょう。

すべてはそこから始まります。


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