「心の芯から震えるような実体験」こそ真の学び-合格報告メール!

先日、本メルマガ読者で、昨年検定対策セミナーに
ご参加いただいたN.T様より、超長文の

【検定試験合格報告メール】

を頂戴いたしましたので、ご紹介します。

N.T様、超長文のお便りをありがとうございました。

そして、検定試験合格、おめでとうございます!

今回、この場でご紹介しようと思ったのは、
私が本メルマガで皆様にお伝えしたいこと、
そして、実際にお伝えしていることを、

そのエッセンスを、実体験を交えながら凝縮
した形でまとめていらっしゃる内容だからです。

そして、皆様に、N.T様のメールを今のご自身に
照らし合わせ、自分事としてとらえていただきたい、

と思うからです。

「自分事」としてとらえて初めて、自分の中で
意識や思考がパンッ!と弾け、

「自分のあるべき姿」に向けて一歩踏み出すことに
なるのです。

以下、ご紹介。

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篠崎先生へ

毎日のメルマガ配信ありがとうございます。

とっても遅くなりましたが、合格の感謝メールです。

遅くなったので長~いです。

思い起こせば1年前。

若い頃に関心のあった「日本語教師」の世界に
一歩足を踏み入れようと、

日本語教育能力検定試験の受験を志したものの
独学で始めるには、どこから手をつけていけば
いいかもわからず。

勉強のきっかけ作りにと
「圧巻・・検定基礎固めセミナー」を受講したのが
昨年4月。

2日間の先生の充実した講義のお陰で、
これからの、勉強のポイントがつかめ、

勤務(公立中学校)とあわせて、
検定に向けての勉強を始める決心をしたのです。

しかし、それまでの専門の国語教育との違いと難しさに

「これは、今年度の検定受験は無理かな・・」と
(仕事の忙しさも言い訳にして)

6月中旬には、諦めかけていました。

そんな弱気を見透かすかのように
そのときのメルマガには、こんな言葉が
綴られていたのです。

>「やっぱり今年はやめようかな。」
> と、弱気になっていらっしゃる方も
> いらっしゃるかもしれませんね。
> ですが、そういうときこそ、
> 今までの苦労。
> 家族・友人の協力。
> 受験にかけた投資。
> 担当の先生からの励まし。
> に思いを馳せていただきたいと思います。
> ・・・・・・・
>「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。」
>そう思って奮起していただきたい。

ドキッとしました。
まさに・・でした。

学校では、生徒達に「頑張れ」と言っているのに。

恥ずかしいのと 情けないのとで
さすがの私も、それから奮起することができました。

その後もメルマガの言葉は、続きます。

>「やる気があるから行動を起こすのではなく
> 行動することによってやる気が惹起される。」

>「タスクの単位を小さくして、チリツモ学習に
> 徹すれば、学習量を最大化できる。」
> これが、忙しい社会人の学習術なんですね

このアドバイスで、
まず1日1時間と少ない時間を目標単位として
みました。

(これは、先生がおっしゃるように、
確かに効果がありました。

1時間勉強してみると、
「もう1時間やってみよう!」と欲が出て、
それまでよりも学習が進みました。)

また、1時間ごとにマス目を塗って、机の前に貼り
「やった感」を感じられるように工夫してみました。
(※メタ認知ストラテジー!)

さらに、言葉は続きます。

>「人生で最も大切な仕事は、
> はるか彼方にあるものを見ようとすることではなく
> 目の前にはっきりと見えるものをきちんと実行する
> ことだ。」

>「やるか、やらないかですよ、人生は。
> やればそれだけのものが返ってくるし、
> やらなければそのままですよ。」

こんな言葉に、毎日の学習時間の継続を鼓舞させられ、
難しい過去問も、諦めずに解けるようになっていきま
した。(※情意ストラテジー!)

このように、先生からのメルマガは、
心にしみる言葉満載で、
これらに支えられた半年でした。

特に、この「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。」
という言葉は、それからの私の座右の銘になりました。

あまりに気に入ったので
自分自身だけではなく、

勤務校の生徒たち(中学3年生)へ
高校入試に向けて、希望実現のため
奮起させる言葉として紹介し、

卒業するまで、学年通信に度々掲載しました。

こんな日々の中で、
セミナーで出会った仲間の方とライングループで
交流できたのもありがたかったです。

これぞ、社会ストラテジー!

そうして、9月の「直前セミナー」を経て受検し、
合格証を手に入れることができ
ほんとにうれしかった。

この合格は、全くの独学では叶わなかったでしょう。
感謝です。

検定とともに、
日本語パートナーズにもチャレンジしていたので
一次選考通知の12月23日は、ダブルの嬉しさでした。

二つの目標を達成することができたのは
篠崎先生のご指導・激励があってのことです。

ほんとに感謝しています。

お礼が遅くなったのは、
二次選考を通過し、そちらの内定もいただいてから
きちんとお礼のメールをと思っていたからです。

2月に内定をいただき、浮かれそうになった矢先、
派遣予定のベトナムで、コロナ感染予防の休校措置が
始まり

今は、日本でも感染がどんどん広がり
予断を許さない状況になってしまいました。

3月に今までの仕事を早期退職してしまったため、
延期ならまだしも、中止になったらどうしよう
という不安もありますが、

今は、まず命のことを考える時期ですね。

そして、この時期も無駄にしないように
次なるステップに向けて
前向きに進んでいきたいと思います。

さらに、先週はZoomオフ会にも参加させていただき
便利な機能満載のZoomを使った
オンライン授業のことも楽しみになりました。
(まだ使う予定はないんですが。)

これからも、私の日本語教育ライフに
明かりを灯し続ける存在でいてください。

二つの夢が叶い、
お礼参りをする予定だった
合格祈願の宇佐神宮のお守りも

もうしばらく私の元で大事に持っておきます。

今後の先生のご活躍をお祈りします。

全世界でコロナが終息し、
夢と希望のある日常を取り戻せますように

N.Tより

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素晴らしいですね。

私こそ、N.T様のお便りから、自分のやってきた
ことの意味をあらためて考えるいい機会になりました。

N.Tのお便りにあるような、心の芯から震えるような
実体験こそが、真の【学び】ではないか、

そして、その感動を後進に伝えることが【教育】なので
はないか、

そのように思います。

その【心の芯から震えるような実体験】の
具体的なものが、私が常々お伝えしている

「驚き、感動、納得、共感。」

なんですね。

それを、ただ

「試験に出るから覚えろ。」とか、

「試験に合格したらさっさと忘れろ。」とか、

「試験に合格しても、現場とは関係ない。」とか、

そんな、心が1mmも動かないような勉強に
人生のかけがえのない時間を費やして、
いったい何の意味があるんですか、という話。

「驚き、感動、納得、共感。」
「心の芯から震えるような実体験」

そんな学びを、私はこれからも追究していきます。


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