退屈な授業を「学習者前のめり授業」に一変させるたった1つの自問。

日々、読者の方や篠研会員様からたくさんの
ご質問を頂戴しています。

その中で時々目にするのが、

「私のが授業の時、学習者がいつも退屈そうにしている。
どうしたらいいのでしょうか。」

というお悩み。

これは、教壇に立つ身としてはきついですよね。

何を隠そう、駆け出しのころの私もはじめはそうで
した。

でも、今の私は違います。

退屈そうにしている学習者は、まずいません。
皆、前のめりです。

どうしてそうなったのか。

それは、学習者が退屈にしている理由がわかり、
それを克服するために努力したからです。

今日は、このことについてお話しします。

もし、みなさんの中で、

「私の授業の時、学習者がみんな退屈そうに
していて、つらい。」

と思うのであれば、ぜひ私がこれから紹介する
ことを実践してみてください。

必ず「学習者を前のめりにさせる授業」を
実践することができます。

決して難しいことではありません。

では、話しますね。

そもそも、学習者が退屈そうにしてしまうのは、
とりもなおさず【退屈な授業をしている】からです。

「そんなことはない!学習者のやる気がないからだ!」

そんな反論が聞こえてきそうです。

では質問です。

どうしてやる気がないのに、わざわざ大枚はたいて
日本に来て、日本語を勉強しているのでしょうか。

そもそも、やる気があるのかないのか、本人に確認
しましたか。

(「やる気があるのか!」と恫喝するのは確認には
なりません。ただ学習者を委縮させただけです。)

また、もしやる気がないのなら、その理由がなんな
のか、十分な時間を取って学習者とじっくり本音で
話しましたか。

繰り返しますが、

学習者が退屈してしまうのは、とりもなおさず
【退屈な授業をしている】からに他なりません。

では、どうして学習者からみて、退屈な授業に
見えてしまうのか。

いろいろ理由は考えられますが、一番の理由は、

【教師自身が心から授業を楽しんでいないから】

です。

教師が授業を楽しんでいなければ、授業は
当然沈んだものとなり、その気が学習者にも
伝わって、

結果、退屈な授業になってしまうのです。

表面的に楽しさを繕ってもダメです。
学習者はすぐ見破ってしまいます。

なので、

「私のが授業の時、学習者がいつも退屈そうにしている。
どうしたらいいか。」

とお悩みの方は、静かに胸に手を当てて、

「私は、日本語の授業を心から楽しんでいるだろうか。
いつもワクワクしながら授業に臨んでいるだろうか。」

と自問してみてください。

「確かに楽しんでないなぁ。。。」

と思われた方。

大丈夫です。

まずは、今の自分を素直に認めることが次のステップに
なります。

もし、楽しんでいないとしたら、次はその改善策です。

続きは、次回に(^_^)


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