PDCAサイクルの限界とその先の概念(その2)。

まずは、前回の復習から。

PDCAサイクルとは、

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PDCAサイクル
(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)

は、生産技術における品質管理などの
継続的改善手法。

Plan(計画)→ Do(実行)
→ Check(評価)→ Act(改善)

の 4段階を繰り返すことによって、業務を
継続的に改善する。

ーWikipedia

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このPDCAサイクルには、大きな欠点と
いうか、限界があるのでした。

それは、

【最初のP(計画)に時間がかかり
過ぎて、なかなか行動に移せない。

そして、行動に移すころには、
世の中が激変していて、

せっかく作った計画も、すっかり
時流に合わなくなってしまっている。】

ということ。

一言で言えば、

【激しい今の時代の変化に
対応しにくい。】

のです。

では、PDCAの先を行く、

成長や適応を倍速化させる新たな概念
とは、何なのでしょうか。

それは、

【TEFCAS(テフカス)】

TEFCAS(テフカス)は、マインドマップの
創始者トニー・プザン氏が提唱する
超高速改善サイクルモデルのことです。

TEFCAS(テフカス)とは、

T=トライ・オール(すべてを試す)
E=イベント(起こったことを眺める)
F=フィードバック(結果を受けとる)
C=チェック(確認する)
A=アジャスト(調整する)
S=サクセス(成功する)

ということ。

PDCAサイクルとの大きな違いは、

【T=トライ・オール(すべてを試す)】

というところ。

とにかく、まずは行動しろ、という
わけなんですね。

頭の中でいつまでもうだうだ
考えたって真実は見えてこない。

実際に行動して初めて、次の現実
が見えてくる。

というわけですね。

「それって、篠崎がいつも言ってる

『善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。』

ってやつじゃないか。」

そうピンときた方、大正解です(^_^)

まさに、私が本メルマガで
口酸っぱくいっている

『善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。』

なんです。

「でも、思い切って行動して
失敗したらどうしよう。」

確かに、先の見通しがはっきり
しないところに飛び込むのは
気が進まない。

でも、実は失敗と思っても
それは全く失敗ではありません。

「この方法ではうまくいかない
というノウハウが身についた。」

と思えばいいのです。

発明家エジソンが、1000回目の
実験でようやく電球の実用化に
成功したことに対して、

「1000回失敗したのではない。
1000通りの実用化しない方法を
開発したのだ。」

といったという話は有名ですが、
これはまさにtry allの好例。

「失敗」というのは、単なる
幻想にすぎないのです。

さらに、TEFCAS(テフカス)の
創始者トニー・プザン氏は、

とても示唆に富んだ指摘を
しています。

トニー・プザン氏曰く、

「実は、TEFCAS(テフカス)の
最初はTではない。

最初にあるのは

『S=サクセス(成功する)』

最初に成功をイメージすることが
重要である。」

なるほど!

自分が成功した姿を鮮明に
イメージしながら行動すれば、
それだけで楽しい、継続できる。

結果、成功に着実に近づくわけです。

【TEFCAS(テフカス)】

すなわち、

T=トライ・オール(すべてを試す)
E=イベント(起こったことを眺める)
F=フィードバック(結果を受けとる)
C=チェック(確認する)
A=アジャスト(調整する)
S=サクセス(成功する)

を、ぜひあなたの生活に組み込んで
みてください。

たった一度の人生。

死ぬ前に後悔しないためにも。


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