学習意欲の低い学習者への対処法(1)

学習意欲の低い学習者にどう対処
したらいいか。

これは、本当に悩ましい問題です。

こういうことは、本来学習者本人
の問題であるはずですが、

どういうわけか、教育機関の中に
いると、

いつの間にか、指導者の指導力の
問題にすり替わってしまうことが
多いんですね。

私個人としては、こうした問題の
すり替えが、

学習意欲の低い学習者を立ち直ら
せられない原因の1つだと考えて
います。

では、こうした学習者に対して
どう対処したらいいか。

最悪なのは、教師が、

「あなたは、今これこれこうなんだから、
こうしなきゃだめでしょ!!!」

とまくし立てること。

学習者は、その日本語がわからなければ、
胸に響くことはありませんし、

日本語がわかれば、反抗的な態度を
強くするのが、大体のパターン。

いずれにしても、学習者の思考に何の
変化も生まれず、結局何も変わりません。

こうした問題は、

もちろん、学習者の置かれている状況や、

学習者のパーソナリティに依るところ
が大きいので、万能薬があるわけでは
ありませんが、

1つの選択肢として捉えていただけ
ればと思います。

こういう学習者に対しては、まず、

「どうして、この学校に入学したの?」

と聞いてみてください。

その時、

「●●になりたくて、この学校に
入学しました。」

という答えが返ってくる。

こういう学習者は、自分の状況が
予想外に大変なため、

一時的に夢を見失っているだけ
のことが多いです。

こういう場合は、

「じゃあ、その夢を実現したいよね。」

と夢を再確認させ、

「じゃあ、それに対して今の自分は
どうなの?」

と現状を認識させ、

「どうなったら、夢が実現すると
思いますか?」

「そのためには、今の自分に何が
必要ですか。」

と、課題を明確にしてあげる。

と同時に、

「でも、夢を実現するのは簡単では
ないよ。

あなたと同じ夢を持っている人が、
世の中にもたくさんいるわけだから。」

と釘を刺すことも大切です。

そうすると、緊張感を持ちつつ、
だんだんと未来に目が行き、
学習意欲も回復していくでしょう。

また、こうした会話をする中で、
思いのほか深い問題にあたることも
あります。

その時は、その時でじっくり時間を
取って学習者と話すことをお勧め
します。

で、

問題は、

「どうして、この学校に入学したの?」

という問いに対して、

「親/学校の先生に勧められたから。」

と返答する学習者。

こういうタイプの学習者は、そもそも
他責思考タイプか、

自分の現状に対して納得いっていない
ケースが多いです。

続きは、次回に。


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