日本語の会話の教え方-ロールプレイのやり方(4)

「ロールプレイのやり方」シリーズ。

4回目の今回は、

「ハードルを10個作って5つ使う」

です。

前回ご紹介したロールカードを
もう一度見てみましょう。

テーマ:友達をカラオケに誘う。

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ここは教室です。
今日でテストが終わりました。
友だちのBさんをカラオケに誘って
ください。

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ここは教室です。
今日でテストが終わりました。
友だちのAさんがあなたをカラオケに
誘います。ですが、できるだけ断って
ください。
――――――――――――――――――

従って、ロールプレイは基本的に
Aが誘ってBが断るパターンです。

だいたいこのような感じ。

A:これからカラオケに行きませんか。
B:ごめん。これからバイト。
A:じゃあ、来週は?
B:来週はいいよ。でも、給料日前で
あんまりお金がない。
A:大丈夫。あそこのカラオケ屋1時間
400円で安いよ。
B:いいねぇ。でも、お酒飲めないん
だけど。
A:あそこは、ソフトドリンクもいっぱい
あるから大丈夫。
B:わかった。でも、日本の歌、あんまり
知らないんだけど。。。
A:大丈夫。あそこのカラオケ、海外の
曲もいっぱいあるから。
B:なるほど、じゃあ、行こう!

なので、Aは断られても断られても
代案を出したり、なだめたりしながら
Bを誘い、

Bはあれやこれやと理由をつけては断る
わけですね。

で、ここで大事なのがBの断り。

これを私は「ハードル」と呼んでいます。

このハードルをB役の学習者が簡単に作れ、

なおかつ、A役の学習者が頑張ればなん
とか言い返せるような、

そんなタスクにしないと、いい感じに会話
が続きません。

ここが、いいロールプレイにするための
肝なんですね。

だから、いいロールプレイにするためには、

まずは、試しにロールカードを作ってみて、

それに合わせてB役のハードルを10個作っ
てみること。

できれば、とても簡単なものから、ちょっ
とだけ骨のあるハードルまで、

ある程度難易度をつけたものを揃えられる
とベストです。

そして、その中から実際に5個ぐらいを
使ってやってみる。

それぐらいの準備をしておくと大丈夫で
しょう。


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