もはや「聞くは一時の恥」でもなんでもない。

昨日は、大躍進会員のT.A様と
毎月定例の個別コンサルを実施
しました。

大躍進年間プログラムの詳細は
こちらをご覧ください。

篠研の日本語教師力 大躍進年間プログラム
https://www.kanjifumi.jp/daiyakushin_nenkanprogram/

で、もともとは『みんなの日本語』
第4課「~から~まで」の授業の
教案の検討をする予定でしたが、

「先生、私、パワーポイントと
 zoomの使い方のスキルが一番の
 課題です。

 使い方を教えてください。」

ということで、パワーポイントに
ネット上の画像を簡単に貼り付ける
方法、

そして、パワポ教材をzoomで画面
共有する方法をレクチャーしました。

また、T.A様は、教案作成の際に、

『日本語の教え方の秘訣-「新日本語の基礎1」
 のくわしい教案と教授法〈上〉』
 https://amzn.to/3KcXXWD

と、

『みんなの日本語初級I 第2版 教え方の
 手引き』
 https://amzn.to/3ZorqkR

の「~から~まで」の導入部分を
事前に比較検討なさったそうで、

両者の導入手順の違いについて
ご質問いただいたので、

それについてもお話させていただきま
した。

この学習意欲に、私篠崎も感服した
次第。

本当に素晴らしいと思います。

ご自身も、

「(私ももう年なので)
 若い人ほど時間がありません。

 若い人のように、時間をかけて
 じっくり取り組むようなやり方では、
 時間が足りないのです。

 だから、大躍進年間プログラムで
 一気に実力をつけたい。」

そうおっしゃっていました。

昔から

「聞くは一時の恥。
 聞かぬは一生の恥。」

と言います。

多くの人は、この「一時の恥」に
耐えられずに聞くことをやめてし
まうわけです。

「みんな知っているのに、私だけ
 知らないのがバレてしまう。」

そんな思いが、行動にブレーキを
かけてしまうのでしょう。

昔は時代の変化がゆっくりでしたので、
この考え方にも相応の説得力があり
ました。

ただ、今はこの言葉は少し違う
ように思います。

今は、恐ろしく変化が激しい時代。

スマホが世に出て、まだ10数年。

コロナになって、一気にオンライン
授業。

この2~3年で、やれzoomだ、やれ
なんとかクラスルームだ、
やれなんとかチャットだ。

はたまた、最近ではChatGPTなどなど。

新しいICTツールが怒涛のように
私達の理解のペースをはるかに
超えて世に送り込まれています。

つまり、

「多くの人がまだよく知らない。」

がベースの世の中になっているのです。

ということは、もはや今の時代は
「聞くは一時の恥」でもなんでもない。

恥どころか、質問すれば逆に、

「よくそんな言葉知ってますね。」

と褒められるぐらい。

であれば、知らないことをどんどん
ネットでググって調べてみる。

あるいは、その道の専門家に教えを
乞うてみる。

そうやってどんどんチャレンジしてみる。

その習慣が、結果的に自己成長を
大きく後押しすることになるのです。

あなたが今知った言葉やトレンドは、
ある方にとっては、数年後初めて知る
ものかもしれないのです。


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