「やさしい日本語」の理論と実践
-日本社会との関係性について考える-

次のような方は、ぜひ本講座にご参加ください。

  • 「自治体や産業界で注目されている『やさしい日本語』について、一から学びたい。」という方。
  • 「『やさしい日本語』の必要性や今後の展開について、第一線の専門家から直接話を聞きたい。」という方。
  • 「『やさしい日本語』を自身の仕事や取り組みに取り入れたいが、どうしたらいいのかわからない。」という方。

本セミナー受講のメリット

  • 「やさしい日本語」生みの親であり本研究の第一人者かつ関連著書を多数出版している庵功雄先生から直接指導を受けることができる。
  • 予備知識がなくても、「やさしい日本語」の基本理念からこれまでの研究成果、最新の活用方法まで体系的に学ぶことができる。
  • 「やさしい日本語」のさまざまな活用事例を学ぶことで、その応用の可能性や自身の活動にどう取り入れたらいいのかがわかる。
  • さまざまなワークを通じて、「やさしい日本語」を自分事としてとらえることができる。
  • 「やさしい日本語」を「プレイン・ジャパニーズ」の観点から考えることで、より複眼的に捉え直すことができる。

新型コロナウィルスに対する対応について

昨今の新型コロナウィルス感染を予防するため、ZOOMでの開催といたします。ZOOMの使い方につきましては、下記動画をご参照ください(なお、下記動画は篠研配信ではありません。ご不明な点は下記動画ではなく、info@kanjifumi.jpまでお問い合わせください。)ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

zoomの使い方
PC(Mac・Windows) タブレット スマホ(iPhone・android)

講座概要

1.趣旨

本セミナーでは、現職の日本語教師の方を対象に、「やさしい日本語」の理念と全体像を理解し、自らの教育実践や日本社会との関係性について、その生みの親である一橋大学教授の庵功雄先生にお話しいただくことで、「やさしい日本語」の理解を促す場をご提供いたします。

2.講師

庵功雄 先生
一橋大学 森有礼高等教育国際流動化機構 国際教育交流センター 教授

文学博士(大阪大学)

1996年4月 ~ 1997年1月 大阪大学 文学部 助手
1997年2月 ~ 2001年9月 一橋大学 留学生センター 講師
2001年10月 ~ 2010年1月 一橋大学 留学生センター 助教授
2010年2月 ~ 2013年9月 一橋大学 国際教育センター 准教授
2012年3月 北京外国語大学 北京日本学研究中心 教授
2013年10月 ~ 2018年7月 一橋大学 国際教育センター 教授
2018年8月 ~ 現在 一橋大学 森有礼高等教育国際流動化機構 国際教育交流センター 教授

主な著書:
留学生のための近代文語文入門 -現代の日本と日本語を知るために-スリーエーネットワーク
日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す2 「した」「している」の世界ひつじ書房
『「やさしい日本語」表現事典』丸善出版
『やさしい日本語―多文化共生社会へ―』ひつじ書房
『やさしい日本語のしくみ』くろしお出版 その他多数

3.日時

2022年12月10日(土)9:00-16:30

(なお、講座は9時より開始いたしますが、参加者のZOOM接続状況の確認とサポートを考慮して、8時半よりミーティング参加できるようにいたします。)

4.会場

オンライン(ZOOM)開催
講座では、資料を提示しながら進めますので、受講はスマートフォンではなく、PCか大きめのタブレットでご参加ください。

5.定員

20名。

6.受講料

受講料は原則ご返金いたしかねますのでご注意ください。

会員
18,000円(税込19,800円)
一般
20,000円(税込22,000円)

※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(正会員、閲覧会員、普通会員)および修了生、サロン会員(「篠研サロン-ビジネス実践部」「同-教育実践部」)ならびに「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。なお、大躍進会員は無料。無料メルマガにご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください。

7.セミナーの内容

午前と午後の2部構成です。具体的には以下の通りです。

時間 内容
開場 8:30 ミーティング参加は8時半より
第1部 9:00-10:30 「日本人」「外国人」「外国人の子ども」とはどのような人か?
 ・日本語教育に関わる基本概念について確認する
「やさしい日本語」の理念
 ・日本社会は既に外国人抜きでは成り立たない
 ・30年後の日本社会はどのようなものであるべきか
「やさしい日本語」研究の全体像
 ・上の理念を踏まえて、「やさしい日本語」研究の全体像を把握する
居場所作りのための「やさしい日本語」
 ・成人の定住外国人にとって日本が居場所と感じられるための条件を「やさしい日本語」との関連から考える
地域社会の共通言語としての「やさしい日本語」
 ・定住外国人と日本語母語話者との共通言語としての「やさしい日本語」の可能性について考える
休憩
10:40-12:00 地域型初級としての「やさしい日本語」
 ・地域型日本語教育の特徴を考え、それにふさわしい文法シラバスを「やさしい日本語」との関連から考える
ミニマムの文法としてのStep1,2
 ・「母語でなら言えることを日本語でも言える」ようになるために必要な最小限(ミニマム)の文法としてのStep1,2について概観する
多文化共生にとって必要なこと
 ・多文化共生は耳に心地よいことばだが、言語的、文化的コードを異にする他者との共存には困難点が多い。その一部を可視化して提示する
○ワーク:「やさしい日本語」への書き換え
 ・定住外国人を含む非日本語母語話者にとって難解な文書を「やさしい日本語」に書き換える作業をグループ単位で行う
昼食
第2部 13:00-14:30

日本語は習得しにくい言語か?
日本語習得と漢字
 ・日本語は言語システムとしては世界の言語の中で標準的なものであることを確認する
 ・日本語習得における漢字の問題を確認する
バイパスとしての「やさしい日本語」
 ・外国にルーツを持つ子どもに対する日本語教育における留意点を「やさしい日本語」の観点から考える
 ・ろう児に対する日本語教育の必要性や留意点を「やさしい日本語」の観点から考える
マジョリティにとっての「やさしい日本語」
 ・マジョリティ(日本語母語話者)にとって「やさしい日本語」が持つ意味を考える
日本語表現の鏡としての「やさしい日本語」
 ・「自治会への勧誘」を例に、マジョリティにとって「やさしい日本語」を学ぶことのインセンティブ(動機づけ)について考える
○ワーク:「上履き」はなぜ必要か
 ・外国人の保護者から小中学校でなぜ「上履き」に履き替える必要があるのかと聞かれたときにどのように説明するかについてグループで考えて、発表する

休憩
14:40-16:00 日本語表現にとって「やさしい日本語」が持つ意味
 ・「やさしい日本語」に対する批判について考える
 ・日本語表現にとって「やさしい日本語」が持つ意味を「プレイン・ジャパニーズ」という観点から考える
○ワーク:「やさしい日本語」の理念実現のために必要なこと
 全体の講義内容を踏まえ、「やさしい日本語」の理念実現のために必要なことを各自で考える(時間があればその場で発表、なければ課題として後日提出)

お申し込み方法

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  これまで教えたことがある場所・スタイル(複数回答可)



  上に記載したビジネスパーソン・主婦以外で英語圏の学習者又は英語での指導経験

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