次のような方は、ぜひ本セミナーにご参加ください。
- 日本語教員試験/日本語教育能力検定試験に、今年どうしても合格したい方。
- 日本語教員試験/日本語教育能力検定試験に不合格になったが、どうしても諦めきれない方。
- これから日本語教員試験や日本語教育能力検定試験の勉強を始めたいが、どこから手を付けていいのかわからない方。
- 【言語と心理、言語と社会、社会・文化・地域】の分野を克服して、効率的に勉強を進めたい方。
なぜ篠研の試験対策セミナーは、国家資格日本語教員試験にも日本語教育能力検定試験にも対応しているのか。
なぜなら、篠研の試験対策セミナーは、両試験共通の出題範囲「必須の教育内容」に対応しているからです。
令和6年から実施される国家試験日本語教員試験と従来の日本語教育能力検定試験は、いずれも文化庁から出されている「必須の教育内容」を共通の出題範囲としています。
つまり、出題範囲も出題構成もまったく同じなのです。
だから、本セミナーは両試験に同時に対応できるのです。
篠研の試験対策セミナーが選ばれる理由
- 過去10年の本試験問題の中から良問を厳選して解説。だから、本試験レベルの知識、実践力、思考力が身につく。
- 出題者の出題意図、社会的背景、解法のポイント、解答までの筋道を詳説。だから、問題の本質が理解できる。
- 各選択肢ごとに適否の根拠を詳しく、かつ初学者でも理解できるよう分かりやすくかみ砕いて解説。だから、合格レベルの分析力が身につく。
- 講師である篠崎の教師歴25年の経験を交えた厚みのある解説。だから、単なる試験勉強ではない、現場に立ってこそ活きる知識や現場感覚が身につく。
セミナー概要
1.趣旨
過去10年分の日本語教育能力検定試験問題の中から、【言語と心理、言語と社会、社会・文化・地域】の基本的、典型的、最頻出の問題を厳選し、徹底的に解説します。2日間のセミナーを通して【言語と心理、言語と社会、社会・文化・地域】の完全マスターを目指します。
2.講師
講師:篠崎大司
株式会社篠研代表取締役
別府大学国際言語・文化学科教授
登録日本語教員
1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り(別府八湯温泉道名人を3度取得)。
専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。
主な著書に『日本語教育へのいざない―「日本語を教える」ということ』(凡人社)、『日本語教育の道しるべ 第4巻 ことばのみかたを知る』(凡人社)、『日本語教育能力検定試験合格するための用語集』(アルク)、『日本総論I-日常生活と日本の輪郭』(クリエイツ)。その他、『日本語教育ジャーナル』、『日本語教育能力検定試験合格するための本』(共にアルク)など、連載多数。
3.日時
7月26日(土)・27日(日)9:00-17:00
(セミナーは9時より開始いたしますが、参加者のZOOM接続状況の確認とサポートを考慮して、8時45分よりミーティング参加できるようにいたします。)
受講後、参加者全員に2日分のセミナーの無編集動画を2週間限定でお届けします。
なお、本セミナーの動画コンテンツの販売の予定はございません。予めご了承ください。
4.会場
オンライン(ZOOM)開催
セミナーでは、資料を提示しながら進めますので、受講はスマートフォンではなく、PCか大きめのタブレットでご参加ください。
zoomの使い方についてはこちらをご参照ください。
5.定員
定員20名
6.受講料
受講料は原則ご返金いたしかねますのでご注意ください。
- 会員
30,000円(税込33,000円)
- 一般
40,000円(税込44,000円)
※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(ライト会員、スタンダード会員、プレミアム会員)および修了生、「篠研サロン-教育実践部」会員、「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。無料メルマガにご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください。
7.締め切り
2025年7月25日(金)16時まで
8.講義内容
過去問解説を通じて、以下の内容を徹底的に伝授します。
なお、記述問題対策は特にいたしませんが、添削をご希望の方はお申し込みの際に別途承ります(添削料5,500円(税込))。記述問題につきましてはこちらで問題を提示するのではなく、お手元にある問題集などをお使いいただくことになります。
【言語と心理、言語と社会、社会・文化・地域】
問題1
◆符号化について
◆自動化について
◆ワーキングメモリについて
◆長期記憶のタイプについて
◆文章の処理について
問題2
◆外界からの刺激の取り込みについて
◆インプットの処理の仕方の傾向について
◆長期記憶について
◆ワーキングメモリとは?
◆外国語副作用とは?
問題3
◆共同注意について
◆気づき仮説について
◆維持リハーサルの例とは?
◆ワーキングメモリについて
◆チャンクの使用の効果について
問題4
◆明示的知識と暗示的知識について
◆直接引用と間接引用の形式について
◆自然習得環境にいる学習者の産出例の特徴について
◆自然習得環境と教室習得環境の違いとは?
◆自然習得環境の良い点を適切に取り入れることとは?
問題5
◆クラッシェンの「意識的に学習された知識」に対する考え方とは?
◆インプット仮説について
◆アウトプット仮説について
◆学習者のインプット処理について
◆目立ちにくい言語形式や気づかれにくい言語形式とは?
問題6
◆アウトプット仮説について
◆IRE/IRF型の典型的な例とは?
◆グループワークの特徴について
◆シミュレーションの例とは?
◆ジャーナル・アプローチについて
問題7
◆同じことに対し二つ以上の言い方が存在することとは?
◆若者が言う造語のことを何と言う?
◆若者を中心に見られるアクセントに関する現象について
◆老年層の言葉の特徴の例とは?
問題8
◆言葉の変化と性の関係について
◆顕在的権威と潜在的権威について
◆位相論研究について
◆江戸時代と現代日本語の言葉の相違を比較
◆国立国語研究所が行う調査の概念について
◆集団語について
問題9
◆話しての性別による言語変種について
◆性差を固定する表現について
◆表現の置き換えについて
◆ポリティカル・コレクトネスの例とは?
◆男女の役割を固定化しないように配慮するための指導例とは?
問題10
◆社会方言について
◆若者言葉を使用する目的とは?
◆集団語について
◆隠語の例とは?
◆特定の人物像を想起させる言葉の例とは?
問題11
◆ジェンダーについて
◆感動詞や終助詞に現れるジェンダーとは?
◆社会階層や職業に関する女房詞の例とは?
◆「てよだわ言葉」について
◆地域方言や社会階層に由来する言葉について
問題12
◆方言が衰退し共通語化が進んでいる場面とは?
◆場面によって方言の衰退の仕方が異なるのは?
◆方言の持つイメージとは?
◆農村地域の定住者に対する日本語教育と方言について
◆地域社会の日本語に関する方言と全国共通語の特徴とは?
問題13
◆アクセント・音声について
◆方言形の数が少ない語彙とは?
◆周辺分布をなす文法形式について
◆混交とは?
◆方言教材の開発について
問題14
◆地域方言を排除するために行われたこととは?
◆肯定的に受け止められるようになった方言について
◆方言コスプレについて
◆新方言について
◆消滅の危機にある方言を守る取り組みについて
問題15
◆東京敷アクセントの型について
◆文法・表現の地域差について
◆周圏分布とは?
◆方言コンプレックスとは?
◆地方方言の指導の際の留意点とは?
問題16
◆ネオ方言とは?
◆気づかない方言について
◆地域ごとの音韻規則の違いについて
◆アクセント体系の違いについて
◆気を配らなければならない方言教育について
問題17
◆パラ言語情報について
◆記号等で補完されている例とは?
◆エンブレムの例とは?
◆パーソナル・スペースについて
◆同じ動作でも許容させる文化と許容されない文化とがある
問題18
◆非言語情報について
◆ノンバーバル・コミュニケーションの例とは?
◆ジェスチャーについて
◆文化を越えて機能するジェスチャーとは?
◆フィラーについて
問題19
◆旧日本語能力試験3級の出題基準について
◆「やさしい日本語」に言い換えるルールの例とは?
◆災害時、言い換えずに「やさしい日本語」を添える語とは?
◆言い換えだけでは問題解決には不十分な場合には?
◆患者がよく使うオノマトペについて
問題20
◆可視的な言語の総体を何と言う?
◆多言語表示について
◆案内板の多言語表示について
◆観光目的で日本を訪れる外国人について
◆ピクトグラムとは?
問題21
◆2018年の訪日外客数は?
◆東アジアからの訪日外客数の変化について
◆受け入れ環境の整備および向上のための支援について
◆対応言語の考え方とは?
◆2017年に国内規格を改正したピクトグラムについて
問題22
◆高度外国人材について
◆高度専門職1号について
◆看護師、介護福祉士を目指す人材について
◆定住者の就労について
◆日系人について
問題23
◆日本人学校の設置の目的とは?
◆補習授業校について
◆ダブル・リミテッドの状態とは?
◆継承語について
◆継承語の保持について
問題24
◆CEFRとは?
◆「複言語・複文化主義」と「多言語・多文化主義」の違いは?
◆JF日本語教育スタンダードにおける言語活動について
◆言葉を通した相互理解のために必要とする2つのものとは?
◆日本語の熟達度のレベルとは?
問題25
◆中国からの帰国者の特徴とは?
◆中国からの帰国者のための生活日本語の特徴とは?
◆日常生活に不可欠な行動達成力の養成で目標とする能力について
◆日本の社会や暮らし、帰国者事情に関する基本手時な知識について
◆ダブル・リミテッドとは?
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