文部科学省が「参照枠」解説動画を見る。
これまで何度もお話ししてきましたが、
文部科学省は、「日本語教育の参照枠」
(以下、「参照枠」)を非常に強く
推しています。
なぜなら、今後、特に国内の日本語教育
機関は、
この「参照枠」が日本語指導の大きな柱
になるからです。
ただ、「参照枠」が発表されたのは
令和3年10月。
まだ3年半ほどしか経っていません。
まだ十分認知が広がっているとは
言えません。
なので、様々な広報活動をしています。
その1つが、この動画です。
授業をするうえで柱となる考え方
〜日本語教育の参照枠を手掛かりに〜
(日本語教師の学び直し・復帰促進
アップデート研修事業4)
https://www.youtube.com/watch?
非常に重要な動画ですので、
ぜひご覧ください。
ただ、「参照枠」と見比べていただく
と分かりますが、
上記動画は、「参照枠」のほんの一部分を
解説しているにすぎません。
必要な内容ですが、充分ではないん
ですね。
「参照枠」は、156ページにもわたる
結構なボリュームの資料です。
ほんの14分で語りつくせるような代物
ではありません。
だからこそ、一度しっかり腰を据えて
読み込む作業が必要になってくるのです。
読んでみると分かりますが、
「参照枠」は日本語教員試験の出題範囲
▼言語
▼言語と教育
▼言語と心理
▼言語と社会
▼社会・文化・地域
全ての区分に関係することがわかります。
つまり、基礎試験においても応用試験に
おいても、
「参照枠」が幅広く出題される可能性が
高いということなんですね。
繰り返しになりますが、
日本語教員試験に合格するためには
「参照枠」の理解は必須です。
これはいくら言っても言いすぎることは
ありません。
申込期日が迫っています。
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
合格のための 『日本語教育の参照枠』
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5月24日(土)・25日(日)
https://www.kanjifumi.jp/