なぜ「参照枠」が今後のスタンダードになると言えるのか。

「日本語教育の参照枠」
 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
(以下、「参照枠」)

が、特に今年の日本語教員試験で出題される
可能性が限りなく100%に近いと言える理由
として、前回のメルマガで、

1.「参照枠」が今後の国内外の日本語
  教育のスタンダードになるから。

2.特に国内の日本語学校は、認定日本語
  教育機関の認定を受けるためには、
  「参照枠」に沿った教育体制が求め
  られるから。

3.にもかかわらず、業界全体では、まだ
  「参照枠」に対する認知が十分広まっ
  ているとは言えないから。

の3点をご紹介しました。

今回は、そのうちの

1.「参照枠」が今後の国内外の日本語
  教育のスタンダードになるから。

について解説しますね。

まず、そもそもこの「参照枠」は国が
これからの国内外の日本語教育の
スタンダードとして出したものだから
です。

それは、「参照枠」の「はじめに」を
読めばわかります。

政府は、令和元年公布・施行された
「日本語教育の推進に関する法律」
に基づき、

「日本語教育の推進に関する施策を総合
 的かつ効果的に推進するための基本的
 な方針」
https://00m.in/XpTfN

を令和2年6月23日に閣議決定し、

日本語教育の推進の基本的な方向や具体
的施策例などの内容等を定めた。

この中で、「ヨーロッパ言語共通参照枠」
(以下、CEFRという。)を参考に、

日本語の習得段階に応じて求められる日本
語教育の内容・方法を明らかにし、

外国人等が適切な評価を受けられるように
するため、「日本語教育の参照枠」を作成
した(p.4)、

と明確に述べています。

もう、国が

「日本語教育のスタンダードとして
 「参照枠」を作ったよ。」

と言っているのです。

そして、今、様々な分野で「参照枠」に
沿った教育体制ができつつあります。

その最も象徴的なのが、国内の日本語
学校の認定、

すなわち、認定日本語教育機関の申請
書類に、「参照枠」に沿ったカリキュラム
の提出が求められること。

既存の告示校は、令和11年4月までに
認定を受けなければならないので、

それまでには、国内の日本語学校の
カリキュラムは、「参照枠」一色になる
ということになります。

日本語学校だけではありません。

生活者に対する日本語教育の分野に
おいても、

令和6年(2024年)に日本語教育学会

「生活Can doに基づくカリキュラム案
 について」
https://00m.in/AWHib

さらに文化庁からは、令和4年に

「「日本語教育の参照枠」に基づく
 「生活Can do」一覧」
https://00m.in/QaYqh

が出されました。

今後は、生活者に対する日本語教育は
上記資料に基づいた教育が行われる
ことになるでしょう。

さらに、就労分野においても、
2020年、厚生労働省から

「就労場面で必要な日本語能力の目標
 設定ツール」
 https://00m.in/dLkZd

が出されました。

実際に読んでみると分かりますが、
この資料は「参照枠」をかなり参考に
しています。

ということは、今後は、この資料を
基に、特定技能や育成就労の分野で

「参照枠」に基づいた就労Can doに
よる日本語教育が行われるということ
なんですね。

さらに、国内だけではありません。

海外においては、「参照枠」ができる
以前から、

国際交流基金がCEFR(ヨーロッパ
言語共通参照枠)に沿った日本語教育
を展開しています。

CEFRは、「参照枠」のもとになる
資料です。

CEFRを強く参照し、大部分を踏襲して
います。

ということは、実質的に「参照枠」に
沿った日本語教育が、海外でも展開
されるということです。

いかがでしょうか。

今後、「参照枠」が国内外の日本語
教育のスタンダードになるということ
がご理解いただけましたでしょうか。

ということは、日本語教員養成の
スタートラインである

日本語教員試験に「参照枠」を出題
しないわけにはいかないのです。

「参照枠」を知らない日本語教師を
世に出すわけにはいかないのです。

「参照枠」を熟知することは、
これからの日本語教師にとって必須の
資質・能力なのです。

ここまで言ってもわからない方は
もう知りません。

国家資格日本語教員試験・日本語教育能力
検定試験合格のための『日本語教育の参照枠』
徹底解説セミナー
 (2025年8月23日・24日開催)
https://www.kanjifumi.jp/sanshouwaku_seminar/

申込締切が迫っています。

本気で合格したいという方は、
今すぐお申し込みください。


資格取得が目標の方へ
無料メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」

日本語教育能力検定試験頻出のキーワードやテーマについて4択問題と動画でお届けします。平日(月・水・金)、日本語教育能力検定試験合格のための情報をご提供するメルマガです。

さらに、今ご登録なさると特典が無料でダウンロードできます。
特典 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」(全24ページ)

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

  メールアドレス【必須】
  お名前(姓)【必須】
  お名前(名)【必須】
  よみがな【必須】
  都道府県【必須】 なお、海外在住の方は「海外」をお選びいただき、下記項目に例のようにご記入ください。
海外にお住まいの方は「ベトナム(ホーチミン)」のようにお書きください。