この時期、教材分析をしてみてはどうか。

日本語教育能力検定試験(民間試験)も
日本語教員試験(国家試験)も終わった
この時期、

多くの方はセミの抜け殻状態になって
いるかと思いますが(笑)

勉強の手を止めているとしたら、

それは、まだまだ日本語教師としての
資質と能力が身についていないと
言わざるを得ません。

日本語教師になったならば、
それはもう、一生勉強。

試験勉強の比ではありません。

いくら今までしっかり試験勉強を
してきたとしても、

初級の主要教材(最低5冊)の
教材分析と全課の課分析、
教案作成、模擬授業をしましたか。

初級文型(250程度)を分析し、
それぞれの特徴や指導上の留意点
を把握しましたか。

同じく中級の主要教材(最低5冊)
の教材分析と全課の課分析、
教案作成、模擬授業をしましたか。

中級の技能別(読・書・話・聞)の
教材分析と授業研究をしましたか。

日本語能力試験対策の指導法を
全レベルにわたって研究しましたか。

日本留学試験対策の指導を研究
しましたか。

日本語教師になったならば、
こうしたことを授業の準備として
日常的にしなければなりません。

日本語教師としてやらなければ
ならないことは、まだまだ山の
ようにあるのです。

だからこそ重要なことは、

「学びの習慣を止めない。」

ということです。

とはいえ、試験が終わった今、
何をしたらいいのかわからない。

そういう方もいらっしゃる
でしょう。

そこで、お勧めなのが、今まで
試験勉強でできなかった

「教材分析」

をすることです。

教材分析は、日本語教師にとって
必須の作業です。

これをしなければ、授業が成立
しません。

それだけに非常に重要なんですね。

では、具体的にどの教材を分析すれば
いいのか。

おそらく多くの方が最初に担当する
授業は初級だと思われますので、

まずは、初級の教材を分析すると
いいでしょう。

お勧めは、

『できる日本語』
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最近第2版が出たのでちょうどいい
と思います。

あるいは、

『みんなの日本語』
 https://amzn.to/48e4qg1

も多くの日本語学校で採用されて
いますのでお勧めです。

まずは、これらの教材をみて、
各課の指導項目をリストアップし
その流れを掴むといいでしょう。

できれば、『指導書』も手に入れ
どのように授業をするのか、

具体的にイメージするといいと
思います。

試験を受験した方なら、ここまで
お話してお気づきになったかと
思いますが、

これは、日本語教員試験応用試験
(読解)の対策にもなるんですね。

皆さんの目標は、試験に合格する
ことではなく、

日本語教師として活躍すること。

教壇に立った自分をイメージしながら、
教材分析をすると、

夢がぐっと近くなった感じがして
楽しいと思います。


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