登録実践研修まで視野に入れているか。

本メルマガでは、日本語教員試験
に焦点を当てて情報提供していますが、

登録日本語教員の資格を得るためには、
日本語教員試験合格に加え、

登録実践研修(=実習)を修了する
必要があります。

実はこれがなかなか大変です。

まず、通学圏内に研修先があるか
確認しなければなりません。

それは、このサイトを見ればわかります。

日本語教育機関認定法ポータル
 登録実践研修機関・登録日本語
 教員養成機関案内
https://www.nihongokyouiku.mext.go.jp/top/guide-registered-institution

これを見て、都道府県検索をかければ
通学圏内の研修先を見つけることができます。

ただし、気をつけなければならない
ことがあります。

「通学制のところはないけど、
 通信制のところがあるから大丈夫。」

と思ったら大間違い。

登録実践研修機関研修事務規程策定基準
https://www.mext.go.jp/content/20240321-ope_dev02-000034812_1.pdf

に、

「教壇実習に関する科目及び模擬授業に
 関する科目のうち、授業の補助又はそ
 の予行演習を行う部分については、
 対面でなければならない。」

とあります。

つまり、通信制といっても、カリキュラム
の一部は通学しなければならないという
ことなんですね。

ここまで考えた上で、将来設計をする
必要があるわけです。

そうすると、

「私の住んでいる県は、通学制の
 研修先が1つもない。無理だ。」

という方もいらっしゃるかもしれません。

いえいえ、諦めるのはまだ早いです。

今はまだ経過措置期間で、今まさに
申請しようとする教育機関がたくさん
あるからです。

つまり、今は通学制の研修機関がなく
ても、

近い将来できる可能性があるのです。

では、どうすればいいのか。

すでに文化庁から必須の教育内容50
項目に対応した日本語教員養成課程
は、今後申請する可能性が高いです。

具体的には、こちらの資料を見れば
分かります。

必須の教育内容50項目に対応した
日本語教員養成課程
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94027001_03.pdf

これを見て、通学圏内で実施して
いるところを探し、

そこに、登録実践研修機関の申請を
予定しているか問い合わせる。

そうすれば、分かるでしょう。

諦めてはいけません。

志があれば、道はいくらでも
あります。

がんばってくださいね(^_^)


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