養成課程5つの全体目標とは−コアカリキュラムとは(3)

引き続き、

文部科学省
「登録日本語教員 実践研修・
 養成課程コアカリキュラム」
https://www.mext.go.jp/content/20240321-ope_dev02-000034812_4.pdf

コアカリキュラムには、

(1)実践研修コアカリキュラム
(2)養成課程コアカリキュラム

があります。

養成課程コアカリキュラムとは、
登録日本語教員になるまでに身につけなければ
ならない内容を示したもので、

文部科学省認定の登録日本語教員養成課程
の学習内容に盛り込まなければならない
内容であるとともに、

日本語教員試験の出題範囲でもあります。

なので、特に日本語教員試験合格を
目指す方は、この部分をしっかり熟読し、
その概要を把握しておく必要があります。

「養成課程コアカリキュラム」は、

1.5つの全体目標
2.一般目標(15の下位区分)とその解説
3.必須の教育内容と到達目標

からなります。

まずは、「1.5つの全体目標」を読んで
全体の枠組みを理解しましょう。

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1.5つの全体目標

(1)社会・文化・地域

日本語教師として、様々な国・地域からの
学習者と関係を築き、教育実践を行うために、

その背景となる、日本と諸外国の関係や国際
社会の実情及び日本の外国人施策など日本の
言語・文化・社会の特徴に関する基礎的な
知識を有し、

それらと日本語教育の実践とを関連づけて
考えることができる。

(2)言語と社会

日本語教師として、学習者を取り巻く社会
とことばの関係を常に考え続けるために、

学習者が言語活動を行う社会とその社会に
おいて実際に使用されている言語との関係
や、

相互理解・相互尊重のためのコミュニケー
ションのあり方に関する基礎的な知識を有
し、

それらと日本語教育の実践とを関連づけて
考えることができる。

(3)言語と心理

日本語教師として、学習過程で起こる現象
や問題、

異文化に適応する際に生じる問題など学習
者の内面で起こる問題の理解・解決に取り
組むために、

言語習得の仕組みや方法、異文化受容・
適応に関する基礎的な知識を有し、

それらと日本語教育の実践とを関連づけて
考えることができる。

(4)言語と教育

日本語教師として学習者の学習活動を支援
するために、

学習者の属性やニーズ等に応じた効果的な
教授・評価の仕組みや、

学習者を社会とつなげる様々な方略に関す
る基礎的な知識を有するとともに、

それらを日本語教育の実践とを関連づけて
考えることができる。

(5)言語

日本語教師として学習者の日本語による
コミュニケーション能力を伸ばす効果的な
教育実践を行うために、

日本語及び言語一般に関する基礎的な知識
及び教育を通じたエンパワーメントを行う
ためのコミュニケーション能力を有し、

それらを日本語教育の実践に活用すること
ができる。

====================

いかがでしょうか。

これが、養成課程、ひいては日本語教員試験
出題範囲の5つの柱です。

これを読むだけでも、出題範囲がいかに
広範囲に及ぶものかが分かります。

日本語教員試験を目指そうとする方からよく、

「どこから勉強したらいいのかわからない。」

というお声をいただきますが、

結論から言いますと、

「どこからでもいいから、さっさと勉強を
 始めなさい。」

です。

もたもたしているうちに、時間はどんどん
過ぎてしまい、

結果、学習時間が少なくなります。

若い方ならともかく、社会人や定年後
以降の方は、若い時のような爆発力は
もうありません。

地道にコツコツ勉強するのが唯一の
成功の鍵です。

まず、一歩踏み出す。

そして、少しずつでも勉強を続ける。

この習慣を身につけましょう。


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