正解の道を選ぶことより、選んだ道を正解にすること。
先週末、私がお世話になっている
剣道の道場で、
この春、中学を卒業し、本道場も
卒業する剣士を送る稽古会があり
ました。
ついこの前まで、小学校低学年だと
思っていたのに、皆、あっという間に
立派になっていました。
稽古のはじめに、館長が数年前に作成した
道場アルバムを開き、
「今日卒業する中学生も、原稿を寄稿して
くれたけど、
みんな、剣道を始めたころは、親に連れ
られて嫌々道場に来てたんだなぁ(笑)
それでも、今までずっと続けて、
剣道も強くなって、みんな立派に
なりました。」
そうおっしゃいました。
稽古は、立ち切り稽古といって
卒業する中学生が1人ずつ元立ちに立ち、
小学校1年生から順に、道場の剣士全員が
1本勝負でかかっていく特別な稽古。
子供が終われば、今度は大人が、そして、
最後は館長が相手をするわけです。
今回は総勢30名近い剣士がかかって
いったわけですから(もちろん私も)、
受けた中学生も相当きつかったと
思います。
ですが、面を外した彼らの顔は、
とても晴れやかで充実感いっぱいでした。
それは、取りも直さず、これまで真摯に
剣道に取り組んで、努力を積み重ねて
きたことで、
この道場で剣道に打ち込むという道を
正解にしてきたからでしょう。
人は得てして、
「どの道が正解か。」
「どの選択肢が最適解か。」
ということに腐心するものです。
私もこれまで、日本語教育能力検定試験や
日本語教員試験合格を目指す方から、
「どこから勉強したらいいですか。」
「どのテキストを使ったらいいですか。」
という相談をたくさん受けてきました。
そういう時は、だいたい決まって、
「どのテキストでも、どこからでも
いいので、とにかく勉強を始める
ことです。
勉強を始めないことには、
何も始まりません。」
と言っています。
正解の道を選ぶこと以上に重要なのは、
選んだ道を正解にする努力をする
ということなんですね。
そもそも迷っている時点で、どっちを
選んでも良し悪し。
であれば、「この道。」と決めたから
には、もう迷うことなく、
その判断がよかったかどうかなど
考えず、
ただひたすら、その道を正解にする
ことに没頭する。
そうでないと、何事も大成しないん
ですね。
そんなことを中学生の顔を見ながら
考えました。
私も、1年前、大きな決断をしました。
そして、その決断を正解にするために
この1年間、没頭没入して取り組んで
きました。
正解確定まで頑張ります(^_^)
