「勉強しても覚えられない。」と悩んでいる方へ。
検定試験の勉強をしている方のお悩みで、
常に上位にあるのが、
「勉強してもなかなか覚えられない。」
というもの。
いくら日本語とはいえ、初めて目にする
ような専門用語やカタカナ用語が怒涛の
ように押し寄せるわけですから、仕方
ありません。
中には、
「もうだめだ。検定試験合格はやはり
無理か。」
と、気持ちが切れそうになることもあるかも
しれませんね。(いや、きっとあるはず。)
そのような状況に陥ったときは、
「そもそも人は思った以上に忘れるもの
だ。」
ということ、
そして、
「一度や二度で覚えられるものではない。」
ということを改めて認識してみてはいかが
でしょうか。
私自身、大学院の入試の勉強のときは、同じ
テキストを5回読み返し、
それで、ようやく知識をものにし、結果合格
した経験があります。
5年前、私の教え子が検定試験に合格しまし
たが、
彼女もまたテキストを5回解きなおしながら
ノートをまとめたといっています。
ですので、
「人は思った以上に忘れる。」
ということを前提に、
いかに繰り返し学習するかという観点で、
いまの学習計画を見直してみてはいかが
でしょうか。
その際、大切なことは、
「テキスト一巡目から全部覚えようと
しない。」
ということ。
テキスト1巡目のときは細かな用語の暗記
よりも「理屈を理解する」ことに専念しま
しょう。
まずは大まかな理屈を理解し、基本的な思
考回路を作ったうえで、
枝葉をつけるように繰り返し読み込みなが
ら、細かな専門用語を覚えていく。
それが試験勉強の王道です。
倦まず、弛まず、焦らず。
頑張ってくださいね。