令和4年試験より不正行為の取り扱い一部変更。

既にご存知の方もいらっしゃるかと
思いますが、

先日、日本語教育能力検定試験実施団体
である日本国際教育支援協会(以下、JEES)
から以下のような発表がありました。

令和 4 年度日本語教育能力検定試験
不正行為の変更について
http://www.jees.or.jp/jltct/pdf/fuseihenko.pdf

従来、試験中に試験室内で時計の呼び出し
音やマナーモードの振動が起こった場合、

試験IIに限って不正行為とみなし、成績を
無効にするとしていましたが、

それを、試験IIに限らずすべての試験に
適用するというものです。

この変更について、JEESは、

「他試験で電子機器を使用した不正行為が
 発生している事例があるため」

としています。

確かにこうした事案は、特に大学入試
等で起こっており、問題視されています。

日本語教育能力検定試験でも同じような
事が起こることを危惧してのことなので
しょう。

実は、一昨年、私が受験した会場で試験I
の時に時計のアラーム音を鳴らしてしまっ
た受験生がいました。

試験官が再三、会場全体に注意を促し
ましたが、

本人は一向に動こうとしませんでした。

実は、その方はかなりご年配の方で、
耳に補聴器をつけていらっしゃいました。

おそらく試験官の注意が聞こえなかった
のでしょう。

その時は、試験官が荷物を会場外に
出したことで収まりましたが、

今年からは、こうした受験生は不正行為
とみなされ、

場合によっては、試験II以降、受験すら
認められないということになるかもしれ
ません。

ポイントは、その行為が意図的か否かに
関わらず、行為が認められれば即不正行為
とみなされる、ということ。

そう考えると、決して「うっかり」では
すまされません。

ですので、特に、携帯電話の設定等が苦手
な方。

今のうちに携帯電話のショップに行って
音無し・振動なしの設定方法を確認する
といいでしょう。


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