正念場を乗り越える平常心の持ち方とは。

いよいよ今週末、試験ですね。

これから本試験までは、知識の整理を
しながら、平常心を保つことを意識
するといいでしょう。

なぜなら、試験中焦ったりテンパったり
して冷静さを失うと、

それだけでケアレスミスをしてしまう
確率が高まるからです。

剣道の世界に

「驚懼疑惑(きょうくぎわく)」

という言葉があります。

「驚懼疑惑(きょうくぎわく)」とは、

------------------

剣道の四戒(四つの戒め)のことで、
剣道修練中に、心中に起こしてはなら
ない心の動きのこと。

驚(きょう):予期しない相手の動作
   に驚いて、心身の活動が乱れ、
   正常な判断と適切な処置がとれ
   ず、なす術のない状態になること

懼(く;恐):恐怖のことで、相手を
   恐れて。精神の活動が停滞し、
   四肢が震えて自由な動きを失う
   こと。

疑(ぎ):相手の気持ちや行動をあれ
   これと疑い、平静な判断を下せ
   ず、決断がつかない状態のこと

惑(わく):心が迷って、精神昏迷、
   迅速な判断や軽快な動作をなす
   ことができない状態のこと。

(出典:https://bit.ly/3g1JOyS

------------------

この4つの心の動きが起こってしまうと、
本試験でも最高のパフォーマンスを発揮
することができないんですね。

では、どうすれば平常心を保つ力を
身につけることができるのか。

どうすれば、本試験という【正念場】を
乗り越えることができるのか。

それは、まさに日ごろから【正念】を
意識しているか否かで決まります。

「正念を意識する」とはどういうことか
というと、

【正念】という漢字を分解してみると
わかります。

【正念】という漢字を分解してみると、

「今の心を一つに止める。」

となります。

つまり、先の驚懼疑惑(きょうくぎわく)
という邪念が起こりそうになる心を
グッと抑えて、

まるで鏡のように澄み切った水面のように
静かに静かに心を落ち着かせる。

これが【正念】であり、普段からこの
正念を意識しているということが非常に
重要なんですね。

このような精神状態のことを、剣道では

「明鏡止水(めいきょうしすい)」

と言います。

「明鏡止水(めいきょうしすい)」とは、

------------------

明鏡は一点の曇りもない鏡のこと。止水は
止まって静かにたたえている水。そこから、
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心を表す。

(出典:https://bit.ly/3g1JOyS

------------------

残り1週間、この心理状態を意識すれば、
試験本番、正念場でも平常心を保つこと
ができ、

最高のパフォーマンスを発揮することが
できるでしょう。

試験本番まで、落ち着いて、心を整えて
くださいね。


資格取得が目標の方へ
無料メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」

日本語教育能力検定試験頻出のキーワードやテーマについて4択問題と動画でお届けします。平日(月・水・金)、日本語教育能力検定試験合格のための情報をご提供するメルマガです。

さらに、今ご登録なさると特典が無料でダウンロードできます。
特典 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」(全24ページ)

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

  メールアドレス【必須】
  お名前(姓)【必須】
  お名前(名)【必須】
  よみがな【必須】
  都道府県【必須】 なお、海外在住の方は「海外」をお選びいただき、下記項目に例のようにご記入ください。
海外にお住まいの方は「ベトナム(ホーチミン)」のようにお書きください。