明後日は日本語能力試験。直前に何を指導するか。

明後日、７月２日（日）は、主に外国人を
対象とした日本語の試験

日本語能力試験
https://www.jlpt.jp/

が実施されます。

皆さんの中にも、「教え子が受験する。」
という方もいらっしゃるのではない
でしょうか。

何を隠そう、私が大学で教えている
留学生の中にも、一番上のレベルである
N1を受験する学生が２名います。

昨日授業があったので、彼らに会ったわけ
ですが、学生の１人がいきなり、

「先生、受験票がまだ届いていません。」

なにーー！！

でも、安心してください。

こういう場合、受付センターに問い合わせ
れば、なんとかなります。
（すでに受験料は払っているので。）

で、本人に下記サイトを紹介し、

問い合わせ
https://www.jlpt.jp/contact/index.html

受付センターに電話をさせたところ、
ネット上から受験票をダウンロードできる
方法を教えてもらい、事なきを得ました。

で、その後、留学生たちに試験場の諸注意
を、サイトを見せながら指導しました。

試験直前は、１にも２にも試験直前の
諸注意、

特に当日の携行物、時間割、不正行為に
ついてしっかり指導する必要があります。

詳しくは、下記にありますので、１文
１文、学生と内容を確認するといいでしょう。

日本語能力試験　受験上の注意
https://info.jees-jlpt.jp/myjlpt/precautions.html

あと、上記に詳しく書いていなものの
大事なものとして、

「受験時の騒音やトラブルへの対応」

があります。

例えば、聴解の試験中に会場外で工事を
していたり、オートバイが走ったりして
聞きづらいことがあるかもしれません。

ですが、その場合は通常生活騒音とみなされ、
特別な指示がない限り、試験は通常通り行わ
れます。

逆に、その時に動揺して騒いだりすれば、
不正行為とみなされて、最悪退場、失格となり
ます。

ですので、試験中に外で大きな音が鳴っても
試験官の指示がなければ、黙って試験を続ける
ように指導します。

また、稀に聴解の試験中に停電が起こることが
あります。

別府大学も、随分前に聴解の試験中に停電が
起きたことがありました。

万が一、こうしたことが起こっても、先と同様、
騒いだり、ざわついたりせずに、

落ち着いて試験官の指示を待つように指導しま
す。

ここで騒いでしまうと、レッドカードを食らう
ことになりかねません。

彼らにとっても、初めての試験ということも
ありますので、こうした指導は非常に重要
なのです。

今はまだ教育現場に立っていないとしても、
将来、こういう指導をすることもあり得ます。

情報源は、しっかり確保しておきましょう(^_^)