録日本語教員取得にかかる費用は?

登録日本語教員になるためには、

▼試験(基礎試験、応用試験)
▼実践研修(実習)

の2つをクリアしなければなりません。

当然ですが、そこには費用が発生する
わけです。

そこで、今回は登録日本語教員になる
ための費用についてお話します。

ただし、ここでは、例えば民間の
養成講座の受講料や、

篠研をはじめとした試験対策の
通信講座の受講料は対象外とします。

それはあくまでも任意ですので。

で、これについては現在案として
下記施行令が出されています。

日本語教育の適正かつ確実な実施を図る
ための日本語教育機関の認定等に関する
法律施行令
https://00m.in/gEeRX

これによると、まず登録日本語教員の
登録費用は4,400円。

ちなみに、再交付や訂正費用は、
2,500円。

登録費用というのは、今までの
日本語教師資格にはなかった
費用です。

次に、日本語教員試験の受験料。

基礎試験+応用試験で18,900円。

両試験が免除される場合は5,900円。
(なぜ免除なのに費用が発生するの?)

いずれかの試験が免除される場合は
17,300円。

現行の日本語教育能力検定試験の受験料
が17,000円(税込)でしたので、
若干上がった感じです。

そして、最後に実践研修費用。

こちらは、50,900円。

実習で行う科目は

1 オリエンテーションに関する科目
2 授業見学に関する科目
3 授業準備に関する科目
4 模擬授業に関する科目
5 教壇実習に関する科目
6 実践研修全体総括に関する科目

で、かつ

・教壇実習に関する科目は、5人以上の生徒
 に対して同時に行われる日本語教育の授業

・教壇実習に関する科目は、受講者1人につ
 き 45 分以上の授業の補助を単独で2回以
 上行うものになっていること。

となっていますから、

受講生からすれば、(プログラムの内容に
もよりますが)

これだけの内容を5万円で受講できるのは、
かなりお得なのではないかと思います。

逆に、実施者側が分からすれば、実習は
かなり手間がかかる割に利益が少ない
ので、

都市部はともかく、地方で手を上げる
業者はかなり限られてくるのではないか
と思います。

現実的には、これまで420時間養成講座
を行ってきたところが、引き続き実習も
含めた講座を実施するのではないか。

もしそれが現実のものとなった時に
文科省や文化庁はどのような支援策を
講じるのか。

あるいは、しないのか。

そのあたりが、私としては気になる
ところです。


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