学びは漆塗り。

試験勉強は、テキストを1度や2度
読んだからといって、

すぐに頭に入るものではありません。

よく

「勉強しても、すぐに忘れてしまう
 んです。」

という方がいますが、

「テキストを何回読まれましたか。」

と聞くと、だいたい2回か3回。

2回か3回でテキストの全内容が頭に
入れば、日本国民全員、東大に入れ
ます(笑)

例えば、篠研の通信講座では、
講義資料を5巡読み込むことを
推奨しています。

講義資料は、パワーポイント資料が
PDFで3,000枚以上。

一通り読むだけでも、なかなかな量です。

(とはいえ、内容はほぼすべて
 検定試験に出題されたものばかり。)

これを5巡するわけですから、
通算15,000枚分読み込むことに
なります。

本気で検定試験や国家試験に合格
したいのであれば、

まずはこれぐらいは当たり前
と考えるべきです。

で、やってみるとわかりますが、

繰り返し勉強することによって
自分の中で知識の精度が上がって
いるのが体感できます。

これが凄く大事なのです。

これを私は、

「学びは漆塗り。」

と言っています。

1巡目は、日本語のはずなのに
知らないことばかりでチンプン
カンプン。

これでいいのです。

2巡目は、1度読んだはずなのに、
まるで初めて読んだような新鮮な
感覚(笑)

ここで、

「読んでも完全に忘れてるわぁ。」

となるわけですが、安心してください。

単にアウトプットができていない
だけで大量のインプットは確実に
進んでいます。

たとえて言えば、

知識という点が、どんどん脳内に
打ち込まれている段階です。

そして、3巡目。

ここにきて、ようやく、

「なんか以前読んだような気がする。」

となります。

徐々に知識が腹落ちして、アウトプット
の回路ができてきているんですね。

たとえて言えば、

打ち込まれた点が、どんどん大きく
なっているイメージ。

さらに、4巡目。

「おー!覚えてる、覚えてる!
 わかるよ!わかるよー!」

となる。

アウトプットの回路がかなりしっかり
してくるんですね。

この段階に来ると、学びがどんどん
加速していると体感でき、

勉強が楽しくて、楽しくてたまらない

【ゾーン】

に入っていきます。

と同時に、

「なるほど!分野の違う●●と▲▲が
 実はこんな形て繋がっているんだ!」

と、異領域の知識のつながりが見えて
くる。

たとえて言えば、

点と点が繋がって線になり、脳内で
知のネットワークが張られている
段階。

そして、最終5巡目。

ここに来ると、知識の精度は最高潮に
達し、

異領域の知識のつながりがより一層
見えてきて、

「なるほど!分野の違う●●と▲▲が
 実はこんな形て繋がっているんだ!」

が、どんどん増えてきます。

それはまるで宝探しのよう。

脳内に盤石な【知のネットワーク】
が完成するんですね。

このネットワークができると、

検定試験の試験Iレベルの問題など
難なくこなせるようになるばかりか、

試験IIIに圧倒的に強くなるんですね。

たとえて言えば、

線と線が広がって面になり、その上を
自由自在に転がっている感じ。

まさに、高尚な知的遊戯。

ここまで来れば、合格確信。

低すぎる山にさえ思えます。

いかがでしょうか。

「学びは漆塗り。」

の神髄がご理解いただけました
でしょうか。

ここまで没頭没入してやると、

勉強が楽しくて楽しくてたまらなく
なり、

本物の力が身につくのです。

そして、その楽しさを将来学習者に
伝授するのが、

日本語教師の業というわけです。

この感覚をぜひ体感していただき
たいと思います。

【WEBで学ぶ通信講座
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 https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/


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