応用試験を突破するには?(その5)
前回、「参照枠」そして著作権の
お話をしましたが、
早速文部科学省から下記のような
動画が配信されましたね。
授業で気を付ける著作権、知っていますか?
(日本語教師の学び直し・復帰促進アップ
デート研修事業)
https://www.youtube.com/watch?
まさに昨日アップされたものです。
文部科学省も傘下の認定日本語教育
機関から、
著作権侵害で訴えられる学校が出た
場合、
認定責任や監督責任が問われかね
ません。
なので、啓蒙活動に躍起なんですね。
この動画にもある通り、ネット上の
画像を利用する際には、
▼利用規約
をしっかり確認する必要があります。
画像を利用する際には「商用利用可」
のものを使いましょう。
また、テキストの例文や問題をその
まま使うのは無断複製にあたります。
学習者の作文などにも著作権があり
ますので、要注意です。
さらに、「公衆送信」。
授業内で録画した動画をアップロード
する際には、注意が必要です。
ましてや、楽曲の扱いには注意が
必要です。
この文部科学省の動画は、そのまま
日本語教員試験の出題に直結する
内容ですので、必ず見ておきましょう。
ただ、この動画で扱われている
内容は、著作権問題のほんの一部
です。
著作権についてしっかり学びたい
という方は、
【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」】
https://www.kanjifumi.jp/
でしっかり解説していますので、
そちらをご利用ください。
著作権については以上です。
繰り返しになりますが、
日本語教育能力検定試験(民間試験)と
日本語教員試験(国家試験)。
出題範囲は共通の「必須の教育内容」
ですが、
国家試験では、特に
▼「日本語教育の参照枠」
▼著作権
▼日本語教育とICT
を重視した出題になる、ということを
しっかり認識していただき、
対策を立てておいてくださいね。
ところで、日本語教員試験について
いろいろと情報収集、分析をした
ところ、
日本語教員試験の出題範囲の
ポイントについては、
まだ巷ではあまり語られていない
重要な内容がある、
というのが見えてきました。
それは、
▼経過措置対象の講習IIの内容
▼昨今の日本のホワイト社会化
▼日本の障害者政策の変化
を総合的にみてきて見えてきた
キーワードです。
それは、
「ユニバーサルデザイン」
です。
続きは、次回に。