注意!生成AIの解説動画で満足してはいけない。
本メルマガの冒頭でもお伝えした
WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/
の講義資料
「No.093 言語政策と「ことば」」
を
NotebookLM
https://notebooklm.google/
に読み込ませて作った解説動画。
NotebookLMを使って解説動画を作らせた件
:言語政策と「ことば」:デザインされる
私たちの日常
https://www.youtube.com/watch?
いや〜、凄いです。
生成AIもここまで来たかという感じ
ですね。
この動画を見れば、この講義資料の
アウトラインが理解できると同時に、
その内容の重要性や魅力まで理解でき
ます。
改めて、日本語教育って面白いなと
思いますね。
ただし、気をつけなければならない
事があります。
というのは、この解説動画は、実際の
講義資料と比べてかなり内容が薄い
ということです。
つまり、この動画は学びのきっかけは
作ってくれても、
これだけでは試験対策に適う学びには
ならないということです。
こうした解説動画は確かに面白いし
魅力的だけど、
このレベルで満足してしまっては
いけないのです。
ここが生成AIの怖いところです。
生成AIは、万人に使ってもらって
収益化するビジネスモデルです。
なので、素人の思考レベルに合わせて
コンテンツを提供します。
そもそも皆さんが目指しているレベル
ではないのです。
かの兼好法師も
「まいりたるひとごとにやまへのぼり
しは、なにごとかありけん、ゆかし
かりしかど、かみへまいるこそほい
なれとおもいて、やままではみず」
とぞいいける。」
【現代語訳】
「みんなぞろぞろと山の上の方に登っ
ていくので、何があるのかしらんと、
私も興味があったけれど、この僧侶
は、極楽寺と高良神社が石清水八幡
と思っていたので、ついでに山に登
るのは神聖さに対する一種の冒涜行
為と思っていたのである。」
−徒然草(上)第52段 仁和寺にある法師
https://00m.in/HhWWN
と言っています。
解説動画だけを見て、
「こんなもんか。」
と思って、元の資料に目を向けなければ、
実は一番大事な学びを逃しているという
事なんですね。
「日本語教員試験に合格したい。」
「一人前の日本語教師になりたい。」
というのであれば、はやり骨のある
リソースにしっかり頭に汗をかいて
取り組むということが不可欠なのです。
下のセミナーも骨のある内容ですが、
合格レベルの知識がしっかり身に
つきます。
今年の応用試験対策セミナーは、これで
最後です。
篠研の「圧巻!
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
【応用試験・試験III】対策セミナー」
(9月13日・14日開催)
https://www.kanjifumi.jp/
「どうしても今年、試験に合格したい。」
という方は、今すぐお申し込みください。