仕事とは【道】を究めることを【楽】しむことである。
8月30日に行われた
令和7年度日本語教師養成・研修推進拠点事業
(CJTT)
「日本語講師研修会2025in熊本
多様な日本語教育の道」
https://drive.google.com/file/
の後の懇親会で、勤務大学で日本語教師養成を
なさっているとある先生が、
「これからは、OL日本語教師という
働き方があってもいいと思うんです。」
というお話をなさいました。
なるほど。
おそらく「OL日本語教師」というのは、
朝9時から夕方6時まで働いたら、
定時で退勤して、後は自分の時間を
楽しむ。
いわゆるワークライフバランスの取れた
仕事のしかたといったところでしょうか。
私は、基本的に賛成、全然ありだと思い
ます。
これから特に若い方にこの業界に入って
活躍してもらうためには、
ブラック業界というようなイメージは
絶対によくありませんから。
ただ、1つ気になったのは、そもそも
そういう働き方を志向する人は、
仕事というものをどうイメージしている
のかということです。
例えば、仕事というものを
「与えられたノルマを時間内にこなして、
その対価として給料をもらうこと。」
というようなイメージをしているので
あれば、
それはなかなかきついだろうなぁと
思います。
1日8時間、起きている時間の大半を
誰かの命令に従って、ノルマのプレッ
シャーに堪える時間と考えれば、
私なら辛くて辛くて3年もたないで
しょう(笑)
そうではなくて、
「仕事というのは、その【道】を究める
ことを時間をかけて【楽】しむこと。」
つまり「道楽」ととらえてみてはどうで
しょうか。
自己実現とか、肩ひじ張らなくても、
自分のペースでじっくり日本語教育を
極めていけばいい。
そのプロセスを面白がって楽しめば
いい。
そう発想を変えてみれば、仕事に対する
見方や考え方が随分変わるのではないか
と思います。
私自身、仕事とプライベートをはっきり
分けるということは考えません。
逆にしんどい。
どちらも楽しくて、満たされればOKです。
このように言うと、
「でも、実際ノルマや目標を与えられて
仕事をしないといけないじゃないです
か。」
と思われるかもしれません。
であれば、
「本来、自分でノルマや目標を立てて、
完全自己責任で成果検証をしながら
仕事をしないといけないところを、
勤務先がそれを代行してくれている。
ありがたい、ありがたい。」
そう思って、与えられた仕事に必死に
取り組めばいいのです。
そうすれば、自然と知識もスキルも
アップするでしょう。
「凧は追い風ではあがらない。
向かい風でこそ高く上がるのだ。」
という言葉がありますが、まさに
その通りなのです。
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