試験結果が出るまで試験勉強をやめない。
日本語教員試験もいよいよ今週末と
なりました。
今までの成果を披露する時です。
しっかり頑張りましょう。
ところで、試験が終わると途端に
気が抜け、
試験勉強をぱったりやめてしまう
方がいますが、それは間違いです。
試験が終わっても、試験結果が
出るまでは、今まで通り試験勉強を
続けましょう。
なぜなら、試験勉強をやめてしまうと
万が一合格できなかった場合、
すでに気持ちが切れてしまっているので、
勉強を再開するのにかなりの労力が必要に
なるからです。
つまり、再開のハードルが一気に
上がるんですね。
結果、再開して元のペースに戻るのに
かなりの時間がかかり、
他の人よりも遅れて勉強を始めること
になる。
結果は推して知るべしです。
なので、多少ペースを落としても
いいので(1日30分でもいいので)、
勉強は続けましょう。
このことは、将来、教育現場に立った
時にも役立ちます。
例えば、日本語学校に勤務するとして、
そこの学習者も進路先の入試が一段落
すると、
まるでセミの抜け殻のようにやる気を
失う学習者が出てきます。
ですが、試験が終わったからこそ、
次のステージに向けてやるべきことが
ある。
合格して、進路先が決まれば、そこ
では今まで以上の勉強が待っていますし、
不合格になって、進路先が決まらなけ
れば、
それはそれでさらにやるべきことが
出てきます。
いずれにしても、試験が終わったから
といってやることがなくなるわけでは
ないんですね。
そして、その時にしっかりアドバイス
ができるかどうかは、
試験後の皆さんの態度と行動にかかって
いるのです。
試験後に、将来を見据えて何を考え、
どんな行動を取るか。
そこにこそ、教師としての資質・能力が
問われていると言えるのです。
「試験が終わった。よし、遊ぶぞーー!」
では、三流です。
試験結果が出るまでが試験。
気を引き締めて、臨みましょう。
試験、頑張ってくださいね(^_^)
