日本語教員試験、受験の感想−基礎試験。
今回、初めて日本語教員試験を
受験しました。
これから、3回にわたってその
感想を述べたいと思います。
今回は、基礎試験。
第1回の合格率が8.7%と、
かなり厳しい合格率でしたので、
「基礎とはいえ、結構難しい問題が
出題されるのではないか。」
と思っていましたが、
実際に受験してみると、
「確かにこれぐらいなら8割取れないと
日本語教育を勉強したことには
ならないな。」
というレベルだったと思います。
試験後、全17題、どんなテーマの問題
だったかすべて記録しました。
(一応、試験内容は非公開ですので、
ここで詳しくは述べませんが。)
事前に「ここは出るだろう」と、
私がセミナー等でお伝えしてきたこと
は、大体出題されていましたし、
【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」】
https://www.kanjifumi.jp/
の講義資料で扱っていない専門用語は
・トランスランゲージング
・言語レパートリー
ぐらいで、あとはほぼすべて講義資料で
きっちり扱っている内容でした。
しかも、上記2つも前後の文脈を読めば、
難なく解ける程度のもの。
なので、篠研の通信講座をしっかり勉強
なさった方であれば、
「あっ、これ、講義資料に載ってた!」
と、試験中、何度も心の中で叫んだ
のではないかと思います。
しかも、驚いたのは、私が
「時事問題セミナー」
で扱ったこの記事
いま中国で「日本語学習者」が急増中、
そのウラには「意外な理由」があった
https://gendai.media/articles/
が取り上げられていたこと。
「時事問題セミナー」にご参加いただいた
方は、ほくそ笑んだのではないかと思います。
技能実習制度、高度人材制度、特定技能制度、
育成就労制度の成立順も、
「時事問題セミナー」に参加していれば
難なく解けたはず。
おそらく今回の基礎試験の合格率は、
昨年に比べ、結構上がるのではないか
と思います。
今年は、去年に比べ、問題が易しかった
のでしょうか。
いずれにしても、あの程度の問題で
音を上げてちゃだめですよ、という話。
