基礎試験恐るるに足らず。決め手は教材選び。
日本語教員試験には基礎試験と応用試験
があります。
昨年、第1回の基礎試験の合格率が
8.7%。
あまりの低さに愕然とした方も
多かったでしょう。
そこで、
「基礎試験から受けるのは無理。」
と判断し、基礎試験免除の養成講座
に通って、今年は応用試験だけ受験。
「第1回の応用試験の合格率が60%台で、
合格ラインも60%程度だから、まあ
合格できるだろう。」
ところが、実際に受けてみると難問
揃い。
SNS上では、
「養成講座に通っても無駄だった。」
というコメントまで上がる始末です。
だんだんとお分かりになってきたと
思いますが、
養成機関ルートで資格取得を目指す
にしても、
試験ルートで資格取得を目指す
にしても、
いずれも決して簡単ではないという
ことです。
合格に必要な勉強をしなければ、
どちらのルートを辿ろうが資格取得
には繋がらない。
そこに近道はないということです。
ただ、だからといって不可能ではない。
ここが重要です。
実際、私自身、今回初めて日本語教員
試験を受けてみて、
「これぐらいの内容であれば80%は
十分射程内だし、
実際、基礎試験全17題のうち、
16題は完全に篠研の通信講座の
講義資料で扱っている内容。
残りの1題も専門用語2語だけ
新出だが、
問題文の前後の文脈から用語の
意味を特定することは可能。」
ということを確認することが
できました。
基礎試験、恐るるに足らずです。
もし、
「今年の基礎試験、難しかった。
歯が立たなかった。」
というのであれば、その理由は、
▼手元の参考書の情報量が少ない。
か、
▼単純に勉強不足(情報の吸収不足)
か。
のどちらかです。
「今回の基礎試験、見たことのない
内容が多かった。」
という印象をお持ちであれば、
前者の可能性が高いです。
にもかかわらず、同じ参考書で来年の
試験に臨んでも、
結果は推して知るべし。
そう考えると、試験合格の決め手は
【教材選び】
と言えます。
「書籍のボリュームが手ごろな
量だから。」
という安直な理由だけで教材を
選んではいけません。
それをした瞬間に、敗北ルート
まっしぐらです。
重要なのは、
【合格に必要な情報を漏れなく
扱っているか。】
具体的には、文部科学省が
「登録日本語教員 実践研修・
養成課程コアカリキュラム」
https://www.mext.go.jp/
で定めている
「必須の教育内容」49項目
(※(28)教育実習を除く)
を漏れなく扱っているかは
もちろんのこと、
ただ扱っているだけでなく、
【試験合格レベルの内容か。】
ということを厳しくチェックする
必要があります。
この判断ができるかどうかが
合格・不合格の第一関門。
【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」】
https://www.kanjifumi.jp/
は、「必須の教育内容」に完全準拠
しているのはもちろんのこと、
講義資料スライド枚数3300枚以上。
WEBコースの問題総数2000問以上。
充分試験ルートに耐えうる内容です。
これだけの分量をしっかり学習すれば、
基礎試験だけでなく応用試験対策も
万全です。
詳しくは次回お話しますが、一見新傾向
に見える応用試験も、
問題を分解すれば、結局のところ基礎的
内容の組み合わせです。
後は、来年の試験日に向けて、これから
1000時間学習する。
今求められているのは、その覚悟です。
だからこそ、
▼善は急げ。
▼思い立ったが吉日。
▼四の五の言わずに即行動。
もたもたしていると、来年も結果は
同じです。
