教材研究は独りではなく仲間とやる。
日本語教員試験の合格発表が近づいて
来ましたね。
12月12日。
あと2週間足らずで合否が分かります。
この時期、次のステージへの準備として
教材分析をすることをお勧めします。
特に、今は、教育現場全体が
『日本語教育の参照枠』
https://www.bunka.go.jp/
に基づいた行動中心アプローチ、
かつバックワードデザインによる
授業に切り替わっている最中という、
大きなパラダイムシフトの中にあり
ます。
つまり、今までの『教師用指導書』は
あまり頼りにならないということ
なんですね。
現場の先生方も、試行錯誤の真っ最中。
なので、まず手始めに先の『参照枠』
を再度読み込んで、しっかり内容を
頭に叩き込む。
これが大事です。
次に、多くの日本語学校で採用されて
いる初級教材を購入する。
お勧めは、以前にもご紹介した、
『できる日本語』
https://amzn.to/3XnbyAF
そして、分析する。
まずは、各課に掲げられた行動目標を
リストアップする。
それだけでも、カリキュラムの流れが
把握できます。
次に、第1課をバックワードデザイン
の考え方に沿って授業計画を立てて
みる。
現場に立てば、授業計画の作成が
日常になりますので、
今のうちに慣れておくといいでしょう。
ただ、実際にやってみてわかるのは
「指導のアイデアが出て来ない。」
ということ。
そもそも指導経験がないでしょうし、
今までそういう勉強をあまりして
来なかったから仕方がないわけ
ですが、
とはいえ、現場に立つことを考え
ると、これでは仕事になりません。
それでも、毎週授業はやってくる。
では、どうすればいいのか。
それは、独りではなく仲間と一緒に
やることです。
仲間と一緒にやることで、様々な
授業アイデアをシェアすることが
できます。
また、『参照枠』や教材の理解も
深まりますし、
誤解していたところも自然と修正
できます。
独りだとフィードバックを受ける
機会がないので、
勘違いしていても気がつかない
んですよね。
「篠研サロン−教育実践部」
https://www.kanjifumi.jp/
では、現場でよく使われる教材を
使って、
『参照枠』、そしてバックワード
デザインに沿った授業設計と
メンバー同士の模擬授業をして
います。
とても勉強になりますよ(^_^)
ただし、入会には試験合格が必要
です。
合格したら、ぜひご入会をご検討
くださいね(^_^)
