登録実践研修まで視野に入れているか。
本メルマガでは、日本語教員試験
に焦点を当てて情報提供していますが、
登録日本語教員の資格を得るためには、
日本語教員試験合格に加え、
登録実践研修(=実習)を修了する
必要があります。
実はこれがなかなか大変です。
まず、通学圏内に研修先があるか
確認しなければなりません。
それは、このサイトを見ればわかります。
日本語教育機関認定法ポータル
登録実践研修機関・登録日本語
教員養成機関案内
https://www.nihongokyouiku.
これを見て、都道府県検索をかければ
通学圏内の研修先を見つけることができます。
ただし、気をつけなければならない
ことがあります。
「通学制のところはないけど、
通信制のところがあるから大丈夫。」
と思ったら大間違い。
登録実践研修機関研修事務規程策定基準
https://www.mext.go.jp/
に、
「教壇実習に関する科目及び模擬授業に
関する科目のうち、授業の補助又はそ
の予行演習を行う部分については、
対面でなければならない。」
とあります。
つまり、通信制といっても、カリキュラム
の一部は通学しなければならないという
ことなんですね。
ここまで考えた上で、将来設計をする
必要があるわけです。
そうすると、
「私の住んでいる県は、通学制の
研修先が1つもない。無理だ。」
という方もいらっしゃるかもしれません。
いえいえ、諦めるのはまだ早いです。
今はまだ経過措置期間で、今まさに
申請しようとする教育機関がたくさん
あるからです。
つまり、今は通学制の研修機関がなく
ても、
近い将来できる可能性があるのです。
では、どうすればいいのか。
すでに文化庁から必須の教育内容50
項目に対応した日本語教員養成課程
は、今後申請する可能性が高いです。
具体的には、こちらの資料を見れば
分かります。
必須の教育内容50項目に対応した
日本語教員養成課程
https://www.bunka.go.jp/
これを見て、通学圏内で実施して
いるところを探し、
そこに、登録実践研修機関の申請を
予定しているか問い合わせる。
そうすれば、分かるでしょう。
諦めてはいけません。
志があれば、道はいくらでも
あります。
がんばってくださいね(^_^)
