日本語教育能力検定試験合格に向けて、「教授法」徹底解説セミナーを開催します。

次のような方は、ぜひ本セミナーにご参加ください。

  • 日本語教育能力検定試験に、今年どうしても合格したい方。
  • 日本語教育能力検定試験に何度も不合格になったが、どうしても諦めきれない方。
  • これから検定試験の勉強を始めたいが、どこから手を付けていいのかわからない方。
  • 「教授法」の分野をどうしても克服できない方。

「受講生のご感想」(S.S様)

内容の濃いセミナーをありがとうございました。
正答解説だけでなく誤答選択肢に関する説明、問題の解き方の手順、関連内容のご説明、関連サイトのご紹介、などなど単なる対策セミナーにとどまらない盛りだくさんの内容で、あっという間でした。まだ自分の中で消化できていない部分もたくさんですが、今回のセミナーで自分の状況もわかりましたし、また、何を押さえておくべきかが明確になりました。 特に、わたしたちに振られた問題とその答えは、もう、絶対に忘れません!伊沢修二、山口喜一郎、パーマー、長沼直兄、ウィルキンズ、ノーショナルシラバス、などなど。これも改めて復習しますね。
過去問を解いていると、あまりの量の多さ、範囲の広さに、心がくじけそうになることもあり、機械的に解くだけになってしまったりもするのですが、今回のセミナーを受けて、実際の授業、学習者さんがイメージできるようになりました。検定試験は教壇に立ったときのネタの宝庫だ!と先生はおっしゃられましたが『まさにその通り!』これからは楽しく?取り組めるようになる気がいたします。
長丁場ではありましたが、あっという間だったのは、話の合間合間に入る先生の呟きや小ネタ?小話?のおかげでもありました。ついついクスッと笑ってしまう話ばかり、、、検定試験に負けず劣らず、先生こそネタの宝庫です! こちら側からそちら側に行けるように。残りの2ヶ月ちょっと、頑張ります。ありがとうございました。

【教授法】徹底解説セミナーダイジェスト

本セミナーの様子です。ご参考になさってください。

「【教授法】徹底解説セミナー」教材選択・構造シラバスの利点・レアリア

「【教授法】徹底解説セミナー」パターンプラクティスを重視する教授法・初級の「モデル会話」

「【教授法】徹底解説セミナー」先行オーガナイザー

セミナー概要

1.趣旨

過去10年分の日本語教育能力検定試験問題の中から、「教授法」の基本的、典型的、最頻出の問題を厳選し、徹底的に解説します。4日間のセミナーを通して「教授法」の完全マスターを目指します。
なお、扱う問題は令和4年に実施した「【教授法】徹底解説セミナー」に2割ほど変更を加えた内容です。

2.講師

無題講師:篠崎大司

株式会社篠研代表取締役
別府大学国際言語・文化学科教授

東北大学教育学部、広島大学大学院日本語教育学研究科(教育学修士)。日本語学校専任講師を経て、2000年より現職。
1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り(別府八湯温泉道名人を3度取得)。
専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。
主な著書に『日本語教育へのいざない―「日本語を教える」ということ』(凡人社)、『日本語教育の道しるべ 第4巻 ことばのみかたを知る』(凡人社)、『日本語教育能力検定試験合格するための用語集』(アルク)、『日本総論I-日常生活と日本の輪郭』(クリエイツ)。その他、『日本語教育ジャーナル』、『日本語教育能力検定試験合格するための本』(共にアルク)など、連載多数。

 

3.日時

  • 第1回 6月17日(土)14:00-17:30
  • 第2回 6月24日(土)14:00-17:30
  • 第3回 7月  8日(土)14:00-17:30
  • 第4回 7月15日(土)14:00-17:30

(セミナーは14時より開始いたしますが、参加者のZOOM接続状況の確認とサポートを考慮して、13時45分よりミーティング参加できるようにいたします。)

本セミナーを欠席された場合には後日動画をご提供いたします。
なお、本セミナーの動画コンテンツの販売の予定はございません。予めご了承ください。

4.会場

オンライン(ZOOM)開催
セミナーでは、資料を提示しながら進めますので、受講はスマートフォンではなく、PCか大きめのタブレットでご参加ください。

zoomの使い方についてはこちらをご参照ください。

5.定員

定員 20名

6.受講料

早割価格は、6月4日まで2,000円引きになります。受講料は原則ご返金いたしかねますのでご注意ください。

会員 

早割価格 28,000円(税込30,800円) / 通常価格 30,000円(税込33,000円)

一般 

早割価格 38,000円(税込41,800円) / 通常価格 40,000円(税込44,000円)

※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(ライト会員、スタンダード会員、プレミアム会員)および修了生、「篠研サロン-教育実践部」会員、大躍進会員ならびに「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。無料メルマガにご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください。

7.スケジュール

具体的な内容は以下の通りです。なお、内容は一部変更することもあります。
記述問題対策は特にいたしませんが、添削をご希望の方はお申し込みの際に別途承ります(添削料5,500円(税込))。記述問題につきましてはこちらで問題を提示するのではなく、お手元にある問題集などをお使いいただくことになります。

内容
第1回

問題Ⅰ

問題1
1 清音・濁音の誤用と調音法の誤用
2 動詞の使い方の誤用
3 副詞の誤用
4 「そうだ」と「ようだ」混同の例
5 「ええ」の付加の誤用

問題2
1 【ばらら】「バナナの意」と異なる種類の誤用は?
2 【いすがしい】「忙しいの意」と異なる種類の誤用は?
3 【面白いだ】と異なる種類の誤用は?
4 「可能」「自発」の見分け方
5 「~に/くなる」の誤用

問題Ⅱ

問題1
1 学習者の「ニーズ」定義を確認
2 レディネス調査の内容
3 学習者に合ったコース選定方法
4 自立学習とは何を指す?
5 個々の学習者に対応できるのは○○教材

問題2
1 「自作のプリント教材」を作成する際の留意点とは?
2 オンラインでの学習と対面学習を組み合わせた学習形態は何?
3 モジュール型教材
4 トピックシラバスの特徴
5 教科書の『構造分析』

問題Ⅲ

問題1
1 絵カードの効果的な使い方
2 聞き取りの初級教材作成の留意点
3 ロールカードに必要なのは情報差と○○
4 サイレントウェイで使用する教具は?
5 先行シラバス、後行シラバスの特徴

問題2
1 オンライン教材使用上の留意点
2 新鮮さがなくなりやすい教具はどれ?
3 構造シラバスの利点
4 レアリアの特徴を押さえておこう
5 著作権の侵害にあたるのは?

第2回

問題Ⅳ

問題1
1 パーマーの開発した教授法は?
2 第一言語習得過程を基に開発された教授法は?
3 サジェストペディアの特徴
4 オーディオリンガルアプローチの特徴
5 コミュニカティブアプローチのシラバス項目

問題2 
1 「文法訳読法」の前提となっている考え方
2 「直接法」の考え方として適当なものは?
3 コミュニカティブ・アプローチ
4 ナチュラル・アプローチ
5 「タスク中心の教授法」の活動例

問題Ⅴ

問題1 
1 熟達度評価として行われるものは?
2 「訂正法(correction)」テスト形式
3 テストの妥当性を損なう要因
4 テスト得点の分析の標準偏差
5 「Can-do statements」を使った自己評価

問題2 
1 日本語能力試験
2 BJTビジネス日本語能力テスト
3 「日本留学試験」の日本語科目で問われる能力は?
4 「主観テスト」の特徴
5 学習者のニーズとそれに対応するテストの組み合わせ

問題Ⅵ

問題1
1 パターンプラクティスを重視する教授法
2 「モデル会話」の特徴は?
3 「家族」「趣味」について話すシラバス
4 フィラーって何?
5 「OPI」の内容を押さえておこう

問題2 
1 「~ていく」の用法
2 授業目標達成の自己評価
3 「教案」作成上の留意点
4 授業中のインターアクション
5 「改善方法」を考える際の留意点

第3回

問題3 
1 OPIでロールプレイを行う目的?
2 「難しいだと思います」の〇〇と○○の誤り?
3 「けど」の用法
4 「はやめー」が会話の中で果たしている機能は?
5 OPIのレベル判定

問題4
1 多肢選択式の客観テストの信頼性を高める方法
2 中級修了者のライティングの能力を図るテストは?
3 相互評価活動を円滑に進めるためには?
4 「内容」の項目は「内容の選択」と「興味深さ」の2つの基準がある
5 学習者間の相互評価を用いる方法

問題5 
1 ブレーンストーミング実施の注意点
2 インタビューシートの扱い方
3 インタビュー活動で何をアドバイスするか
4 評価のコメントの述べ方指導
5 インタビュー活動の狙いとは?

問題6 
1 「ディクトグロス」はどんな活動?
2 テクスト選定の注意点
3 何に注意しながら活動を進めるか
4 誤りの原因をはっきりさせよう
5 活動の効果を意識して行うために

問題7 
1 目的を持ったコメントを出させるには
2 基本的な文章の構成
3 学習者へのアドバイスはここがポイント
4 作文添削はこうしよう
5 誤用の原因を知りフィードバックする

第4回

問題8
1 背景知識を活性化させる活動
2 論旨を正確に読み取らせるには?
3 発表用スライド作成のコツ
4 発表の際に留意させる点
5 ディスカッションにおける教師の役割

問題9
1 内容言語統合型学習(CLIL)
2 活動資料を選ぶ際の留意点とは?
3 「スキミングのスキルを使って読む」適当な例
4 「問題の要因を細分化して整理」するために使う思考ツールは?
5 「自分の意見を書かせる」活動における指導の留意点は?

問題10
1 ボランティアで学習者に助言するには
2 適した教材を判断してみよう
3 全員に一律でなく各人に適した支援を!
4 状況を配慮した支援はこうなる
5 小学生の保護者に助言する内容は?

問題11
1 クラス分けのための調査はこんな内容
2 レベルによる質問内容の違い
3 どう変えればレベルに合うものになる?
4 何を中心にクラス編成をするか
5 調査にふさわしくない質問はどれ?

問題12

1 プレースメント・テストの留意点
2 文の意味に合わせて正しい活用形が作れるテストの設問
3 期末テスト
4 多肢選択式と記述式問題の特性
5 識別力を確認する方法

お申し込み方法

申込フォームに必要事項をご記入ください。

下記申込フォームにご記入いただき、送信ボタンを押してください。

  お名前(姓)
  お名前(名)
  よみがな
  メールアドレス
  電話番号
  会員様の有無(該当するものを1つ選んでください。)
  本セミナーをどうやって知りましたか。




  記述問題添削希望の有無
  割引クーポン クーポンをご利用の方は、クーポンコードをご記入ください。
  備考 スタンダード会員、プレミアム会員の方はその旨ご記入ください。